- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「自由で平等な個人」という近代にあった理想。だが、明らかにそれは誤りである。ポピュリズムが跋扈するポスト・トゥルースの現代は、「群れ」社会への転換をすでに遂げている。その転換も昨今急激に生じたのではない。現代思想で論じられてきたその社会の変容を、順に「人間」「国家」「意識」「政治」「道徳」「思考」の六つの主題について解き明かしていく。AIで人間が不要になる、といった皮相な議論よりもはるかに深い次元で人間の終焉を考察し、混迷する人類文明の行く末と、これからの生き方について講義する。
目次
第一章 人間──家族は消滅しつつある
第二章 国家──社会は国家ではない
第三章 意識──自我は存在しない
第四章 政治──ヒトはオオカミの群れの夢を見る
第五章 道徳──群れの分子には身体のマナーがある
第六章 思考──統計と確率のあいだで決断せよ
-
- 電子書籍
- 「おかえり、パパ」(話売り) #21
-
- 電子書籍
- 男女の友情は成立する?(いや、しないっ…
-
- 電子書籍
- 麗しきたくらみ【分冊】 1巻 ハーレク…
-
- 電子書籍
- あなたを、呑む。 分冊版 5 KoiY…



