小学館新書<br> 早稲田と慶應の研究(小学館新書)

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小学館新書
早稲田と慶應の研究(小学館新書)

  • 著者名:オバタカズユキ【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 小学館(2018/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098253258

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内容説明

私学の二大巨頭をあらゆる角度から徹底比較。

「早稲田といえば政経、慶應といえば経済」――そんな親世代の常識はもう古い。
慶應では、かつて「あほう学部お世辞学科」と呼ばれた法学部政治学科が、看板の経済学部を抜いて、今や慶應のエースとして君臨。一方、「政経にあらずんば早稲田にあらず」と言われた早稲田では、国際教養学部(SILS)の登場で、キャンパスの様相が一変。「社学のシャシャシャ」と替え歌に歌われ、どうしても早稲田に入りたい人の受け皿だった社会科学部も、今では第2エースの法学部と肩を並べる存在になっている。
学生たちも大きく変わった。ダサイの代名詞だったワセジョは、ファッション誌に登場する読者モデルの人数で、おしゃれで名高い慶應女子を抜き、バンカラを知らない早稲田男子は慶應ボーイに急接近。
 受験の現場でも大変化。偏差値、志望者数、そして早慶ダブル合格した際の進学先。司法試験をはじめとする難関試験の合格者数対決にも異変あり。
 親世代の常識との違いを明らかにしながら、学問の場としても、政財界のOB・OG人脈など卒業後にも及ぶ対決を、様々な角度から取り上げる。
 早慶OB&受験生の親必見の目からウロコの新・早慶研究本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

九曜紋

11
大学の評価や学生気質などというものは、30年以上も経てば変わって当然である。私にとってのあの4年間は、この決して楽ではない人生の中で、かけがえの無いものだし、楽しかったことも、そうでなかったことも、セピア色になった。この本を読むことでしばしの間、時空を超えた旅ができたことに感謝。2018/07/14

newman

10
ともかく、楽しく読ませて頂きました。著者は、本当に良く知っているなあと感心しました。今の早慶はどうなっているんだーと熱心に読みました。いくつか疑問も。例えば、早慶ともに関東圏の出身者が大幅に増えているのは地方の高校の国立大学重視によるとしていますが、その前で書いている早慶の有力学部は新興勢力も追いつけないほどに入試偏差値が高くなってしまい、地方から入れるレベルではなくなっているというのもありかなと思います。両校とも地方から学生をと戦略を練っているのはいいことと思いますけど。東大、京大編も書いて欲しい。2018/07/30

まふ

7
早稲田が慶應より有名であるが、慶應の方が種々の分野で優勢であることを述べた内容で、新鮮味はない。が、慶應の中では経済学部に代わって法学部がダントツ一位になったことが新しい。そうは言っても経済学部の真の実力の前では法学部などたいしたことはない、ということであろう。2019/03/23

たか

6
なかなかおもしろいけど『大学図鑑』と重なる部分も多少アリ.2018/08/03

ドットジェピー

5
面白かったです2023/08/26

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