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内容説明
80年代後半に刊行され今なお有効性を失わない名著に
「新々自由主義」「グローバリズム」「IT革命」を加筆。
今日の危機に満ちた資本主義的市場の未来を語るための一冊。
「経済学を勉強するのは経済学者に
誑かされないようになるためだ」(J・ロビンソン)。
そういう冷静な学習に本書が寄与するところがあれば、
と願わずにはおれない。
(「はじめに」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
筑紫の國造
5
「経済思想」とはあまり聞きなれない言葉だが、この言葉の理由も本書に書かれている。昨今の経済学で軽視されがちな「どうあるべきか」の必要性から本書は始まる。「入門」とはいうものの、専門用語が頻繁に使われ、分からない部分も少なくない。それでも読めてしまうのは、西部の文体によるところが多いだろう。また、西部の本を読みなれている人なら、本書の言わんとする事は分かると思う。自分にもっと経済学の知識があればと良かったと思う。きちんとわかれば、さらに有益だろう。2021/08/04
リリース
4
経済学は、その背後にある思想を理解しなくて本質を見失う。本書は古代ギリシャの記述から始まり、現代に至るまで広範な経済思想を時系列順に取り扱っている。これほど多くの人、思想を取り扱い、かつ体系立ってまとめている本は稀有なのでは。個人的には本書で思想の大きな流れを把握して、個々の経済理論に対する理解がいっそう深まることを期待している。2014/06/06
マウンテンゴリラ
1
生前から敬愛する知識人の一人であった西部邁氏であるが、今回は比較的馴染みのある政治、社会評論では無く、学者としての専門の領域にあたる経済の専門書であった。それだけに,経済に関してド素人である私には、かなり手強い内容であった。にもかかわらず、本書を手に取った理由というのは、経済学というものが、本来の経世済民、つまり庶民が望む経済のあり方、それは、安心、安定であると思われるが、に叶うものとしての使命を果たしているのか、という疑問があったから、と言えるかも知れない。おそらく私の知る限り、この疑問に最も納→(2)2024/05/12
ドクターK(仮)
1
経済学、経済思想の変遷を辿って行く本書であるが。経済学が過度に技術学化し、実践知の側面が軽視されているという著者の主張には首肯せざるを得ない。ただ、入門とは言うものの、ある程度著名な経済学者の思想や経済史の知識がないと理解するのが難しいところもたたある。自分自身は古典派、並びに新古典派の理論の勉強不足を感じた。2013/10/01
しろくまZ
0
経済思想史概論。前提としている知識が膨大で、内容を全て理解するのは至難の業。さらなる勉強をするための、きっかけとすれば良いのでは?2013/08/27
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