人事こそ最強の経営戦略

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • Reader

人事こそ最強の経営戦略

  • 著者名:南和気【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • かんき出版(2018/06発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784761273507

ファイル: /

内容説明

世界で勝負する企業の、すべての経営者と人事担当者に贈る
永久保存版! 「日本型・グローバル人事の教科書」

人事のグローバル化に求められるのは、日本企業で行われてきた人事施策を「人材の多様化」「人材需給のグローバル化」「人材の流動化」という三つの変化に対応したものにいわば“バージョンアップ”していく作業であり、なにか全く新しいことをゼロからスタートさせるといったことではありません。
そして実際に正しい方法でやってみると、実は日本企業ほどグローバル人事に向いている企業はないというのが、私自身の実感です。
本書では、「変化」に直面した日本企業が、この「変化」をチャンスと捉えて、世界で勝てる組織に変わっていけるよう、グローバル人事を最短で実現させる具体的な方法と、その際に人事が知っておくべき考え方を余すことなくお伝えしていきます。(「はじめに」より)

早稲田大学ビジネススクール准教授
入山章栄氏、大絶賛!
本書は、人事が意思決定するための知識や考え方を網羅的に解説した良質な手引書である。また、経営学的な視点からも非常に親和性が高く、これから日本企業が進むべき選択肢が体系的に記されている。

パナソニック、ジョンソン・エンド・ジョンソン、オムロン、国連、SAP……先進企業の事例も掲載!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

28
グローバル人事は、人材の需給をグローバルで把握することが第一歩だ。経営者と同じような中長期的な視点をもち、事業計画と密接に連動した形で人事計画を立てなければならない。そのためには、海外を含め、自社の社員の経験や強みなどを詳細に把握することが求められる。次に必要なのは、人材ニーズに合わせて人材を供給できるよう、将来に向け、計画的に人材を育成することである。海外の企業では特に、優秀な人材が突然退職する可能性を見越し、リスクヘッジとしてサクセッション・プランニング(後継者育成計画)を早めに準備するケースが多い。2019/04/04

なの

16
評価の話が有益だった。配置や採用の話は、今の勤め先ではまだ手をつけられないかな。もう少し基本的な理論から読みます。2019/05/03

たこ焼き

12
反対意見が出るからすぐにそれはダメというわけではない。客観性と透明性を担保し、明確な目標が共有されており、忖度ない雰囲気の中議論し尽くせば間違いは淘汰され、正しいものが残るもの。職務等級制度のマイナスは報酬が下がったりすると退職に繋がりやすいので柔軟な異動を行いにくいが、雇用はやりやすい。事業計画があるからこそ、人材の収集ができる。チームで目標を作ると、それに向けてメンバーはお互いに助け合うようになる。価値観の共有と明確な目標があれば、強いリーダーがいなくてもチームで目標を達成できる。2021/05/22

麒麟の翼

11
グローバル人事について解説しているが、日本企業と海外企業の違いを中心に「人の価値」「人材配置」「人事評価」の考え方が網羅されており、日本国内の人事部門のみならず、部下を持つ全ての人が育成面で十分活用できる教科書的な良書。 「人・物・金・情報」の中で「人」は唯一意図的に高められる最強の経営資源であり、その中でも人の価値は「スキル ✕ 経験 ✕ モチベーション」である事を再確認。日々、新人や若手のモチベーションアップに取り組みたい。最終的にはSAPジャパン㈱·福田社長のコメントの「育てるから育つへ」を目標に。2021/03/17

nishi

9
グローバル人事への変革がテーマの本であるが、現在の日本型人事制度の問題点を指摘しながらも、単純な変革ではなく折衷案を探りながらより良い制度の例が紹介されているとてもいい本。日本型ダイバーシティに関する理解、成長に対する理解(「若いうちに成功すると勘違いして成長しない」のではなく「若いうちこそ成功体験をさせる、そして同時に満足させず次のチャレンジを与える」これが正しい。モチベーションを成長に変えるためのチャレンジ)が印象に残った。2021/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12904277
  • ご注意事項

最近チェックした商品