単行本<br> カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区

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単行本
カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区

  • ISBN:9784048962605

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内容説明

■BS12トゥエルビ「ザ・カセットテープ・ミュージック」(金曜深夜2時放送中)が、ついに書籍化! ミュージシャン・俳優・芸人とマルチに活躍するマキタスポーツと、気鋭の音楽評論家スージー鈴木の「音楽ずきおじさん」が80年代歌謡曲を熱く、濃厚に語る!
マキタ&スージーの鋭い音楽分析をいつでも読める永久保存版です!

■毎回テーマに沿って、ベストカセットテープのA面B面に入れたい曲を選曲。
サザンオールスターズ、松任谷由実、松田聖子、佐野元春…などなど、あの大ヒット曲はなぜ人の心にささるのか?曲の構造や歌詞に着目して、分析!

■特に反響の高かった回から厳選して10章を収録。マキタ&スージーが、80年代歌謡曲に勝手に賞を授与し、その着想と楽曲への視点が話題を呼んだ「日本カセットテープ大賞」は、特別版でお届けします。

■書籍だけの特別企画「スペシャルゲストとの80年代名曲鼎談」、「マキタ&スージー音楽体験史年表」も情報満載です!

【目次】
◆トーク再録<80年代歌謡曲ワード解説付き>
♪ A面に入れたいサザンの名曲
♪ 松田聖子の80年代名曲特集
♪ カセットテープ紅白歌合戦
♪ 深淵なる井上陽水の名曲
♪ 輝く!日本カセットテープ大賞
♪ 新春・佐野元春スペシャル
♪ 語られていないチェッカーズを語る
♪ 春の名曲フェア~スージーの春
♪ 春の名曲フェア~マキタの春
♪ 画期的!ユーミンのコード&メロディ―

◆特別企画・80年代名曲鼎談
清水ミチコ×マキタスポーツ×スージー鈴木

◆マキタ&スージー音楽体験史年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazuko Ohta

27
今いちばん気に入っている音楽番組が『ザ・カセットテープ・ミュージック』。マキタスポーツとスージー鈴木が、カセットテープに入れるとしたらという前提で80年代を中心に各3曲選ぶ。その番組を丸ごと書き起こしたのが本作です。コード進行の話は字で読むだけだと私にはわからないので、これはあくまで番組鑑賞後にあの楽しさを思い出すための本。時代的にハマる人にはまず番組を一度観てほしい。車を4台乗り継いだのにカーオーディオは昔のまま、カセットテープ対応の私。次の乗り換え時はもう無理だとディーラーから言われています(泣)。2018/09/22

ちろたろう

26
番組を観た後からでも、文章だけでも面白いし、改めて観直したいと強く思わされた。巻末の年表も良かったし、イベントにも参加してみたい。2020/02/07

幕 慕蘭

12
番組は毎週見ている。これで知った名曲のひとつに、松原みき『真夜中のドア』(1979年、当方当時8才)がある。YouTubeで見ると、外国人による称賛コメントで埋め尽くされているが、名曲が時間や場所に関係なくグローバルな環境で評価される時代になったことはインターネットというものの非常に優れた点であると思う。この番組は様々な切り口から音楽好きの自分に温故知新な、または未知の名曲を紹介してくれるお気に入りの番組であり、これはそれを書籍化したものである。清水ミチコとの対談も面白い。2019/05/20

imagine

11
ビートルズや美空ひばりの曲を今聴くことはできても、当時の熱狂や世界情勢を肌で体験することはできない。80年代の名曲もまた然り。それぞれの曲に個々の事情と時代背景がある。マキスジのお二人が、その曲が生まれた背景やメロディーの構成などを丹念に紐解く。そればかりか、極私的な想い出トークを開陳してくれるのがこの本(番組)の秀逸なところ。同世代ならば落涙必至。あの頃から一度も開けていなかった記憶の引出しが、パカパカと開く快感に酔いしれました。2018/08/17

ますりん

10
BS12の名番組「ザ・カセットテープミュージック」の単行本化。個人的に大ファンのスージー鈴木さんがTV番組を持つなんて、なんて素晴らしい。 名場面はアラフィフのオヤジ2人が、曲を流しながら感極まって涙腺が崩壊するシーン。マキタスポーツさんが斉藤由貴「悲しみよこんにちは」で、スージー鈴木さんが浅香唯「セシル」で。はじめて聴いて、うわあこの曲スゴイな、と思ったのは松任谷由実「A HAPPY NEW YEAR」。昔ばかり振り返っているのは、ちょっと罪悪感も漂いつつ、でも楽しいから諦めて身をゆだねる。2018/07/14

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