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内容説明
日露戦争緒戦の朝鮮半島上陸から、最終決戦の奉天会戦まで第1軍司令官の任で戦い抜いた黒木為もと――。猪突猛進の独断専行型ながら、薩摩人らしい物事に動じない性格と大胆な作戦で、史上空前の夜襲を成功させるなど、ロシア満洲軍の総司令官クロパトキン大将を震え上がらせた。“生粋の野戦指揮官”として、明治日本を勝利に導いた不敗の名将の生涯を克明に描く力作小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どらんかー
2
こういう上司が欲しいなぁ2013/02/06
maito/まいと
2
坂の上の雲の影響からか、ややマニアックな人物の小説が多い気がする・・・黒木もその1人で、日清・日露戦争での活躍は描かれているが、前歴(幕末や、士族反乱時など)の活躍が薄いのが残念。そのせいか、黒木の名将ぶりに今ひとつ重みが乗らないんだよなあ・・・対照的に参謀の藤井や、観戦武官たちがいい味出してておもしろかった。特に観戦武官は、取り上げられることの少ない要素なだけに、大変貴重とも言える。彼らと、藤井・黒木とのコミュニケーション(駆け引き)は、必読である。2010/12/10
熱東風(あちこち)
0
どうしても日露戦争を中心に描いているため、その他の描写が駆け足になるのは仕方ないところか。その日露戦争にしても、もう少し詳細な地図がほしいところだ。2013/10/31
ベニテングタケ
0
面白かった!日露戦争での黒木の活躍を描いた作品。2011/10/03