ファミ通文庫<br> 異世界行けない委員会

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ファミ通文庫
異世界行けない委員会

  • 著者名:更伊俊介【著者】/有河サトル【イラスト】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2018/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047351677

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内容説明

昨今、異世界からの過剰な召喚が世間を騒がせている。貴重な人材が大量流出し、政府としても対策を余儀なくされていた。そして、ついに対策チームが結成されたのだが、チームのエース鷹広は異世界召喚を妨害しながら、一方で自分が異世界に旅立とうと画策しているのだった! そんなある日、異世界への誘拐事件が発生! 鷹広はこれを異世界転移の絶好の機会だと考えるのだが!? 異世界に憧れるすべての人たちに贈る、異世界に行くまで物語、登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

彩灯尋

13
発想が面白い。人々が異世界に召喚される事案が多発している世界で、異世界への人材流出を止める特殊な組織のストーリー。主人公が異世界に行く物語はたくさん見たけど、残された側が主人公でこっち側のストーリーが見れるのは面白かった。コメディタッチで気軽に楽しめる作品。2023/11/02

ごぅ。

10
異世界へ重大な危機などの一大事に呼ばれることもはるか昔。ちょっとコンビニ感覚で呼ばれる異世界。。そんな中政府の対策として異世界への召喚を阻止する組織、「異世界行けない委員会」。ただチームのエースでもある鷹広こそだれよりも異世界への憧れを持っているのだった。異世界への執着心・呼ばれるやつへの嫉妬心、そんな彼らの異世界にいくまでの物語。。。うん。アホだな、アホ。異世界をテーマにありがちな要素をかっちり仕込んで全体的にテンポ良くよめておもしろかった。。。2018/06/19

わたー

9
【試し読み】★★☆☆☆異世界転移が日常化した世界を舞台に、異世界への人材の流出を防ぐ委員会に属する青年を主人公にしたアンチ異世界モノコメディ。巷で流行っている異世界モノを皮肉った作品…というには類似の作品も出ているせいで新鮮味を感じなかった。試し読み部分まででは世界観の説明と人物紹介に終始しているので、あまり購入意欲がわかなかったかな。モノクロイラストもなんだか微妙。2018/05/23

HANA

8
タイトル通り、異世界は絡むけれど異世界に行けない連中が異世界への召喚を阻止するために動く話。かなりテンポが良くて読みやすかった。なんとなく無駄がない感じ。2018/08/09

真白優樹

8
しょうもない理由で異世界に召喚されるのを防ぐべく戦う中、少年が異世界に行く為に空回りする物語。―――それでも行きたい世界があるから。異世界への期待と幻想を悉く打ち砕く、癖のあり過ぎる変人達が暴れ回るこの物語。昨今急増しつつある異世界ものへの一つのアンチテーゼであると同時、そのテーマがこの物語にしか持ちえない味を醸し出しており、流石としか言いようのない軽い中にピリリとくる刺激のある、深い事を考えずに読める楽しい物語である。叶った戦う理由、叶わぬ欲望。果たして少年は異世界に行けるのか。 次巻も楽しみである。2018/06/01

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