内容説明
本書は知られざる歴史的壮挙というべき大旅行・岩倉使節団の物語である。明治4年11月、廃藩置県からわずか4カ月後、明治新政府は岩倉具視率いる使節団を欧米諸国に派遣した。従うは大久保利通、木戸孝允、伊藤博文ら維新革命の立役者たち。幕末に条約を結んだ米欧12カ国へ、1年9カ月余りにも及ぶグランドツアーである。それは、黒船に象徴される西洋列強の圧倒的なパワーに対する、「誇り高き日本人」の華麗なるチャレンジであった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずこまめ
4
いやー、すごい旅でした!こんなスケールの大きい旅(世界一周)に、若者だけではなく、国のトップが行っちゃう。新しい国を作るぞ!って意気込みが伝わってきますね。2014/03/28
kwmr_
1
岩倉使節団の2年近くに及ぶ欧米視察をつぶさに描いている。きめ細やかな描写は、著者自身が、使節団の足跡を自らの足でトレースした成果だと思う。この時代の第一人者たちは、欧米に対して何の気後れもなく、ほぼ正確に彼我の立ち位置を把握している点に感心した。今のどこかの政府の方がよっぽど卑屈に思える。2012/11/11
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