15歳の寺子屋 乗り越える力

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15歳の寺子屋 乗り越える力

  • 著者名:荒川静香【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2018/06発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784062169103

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内容説明

人生はハードルの連続です。でも、どんなつらい状況でも「イヤだ!」と思ってしまったらやっぱりそこで負けてしまうのです。自分を救うも追い込むも自分次第。「なら、どう考える?」と自分にいつも問いかけてきました。スポーツ推薦ではない入学、アルバイトをして授業にも出たことなどは、アスリートとしては遠回りかも。でもそんな道のりこそが人生の財産に…。夢を持つこと、夢を目指すプロセスを積み上げることで強くなれる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

15
挫折や屈辱を味わい、それをバネにしてきた事。 タチアナコーチが「オリンピックゲームというでしょう。 ゲームを楽しむために、最大限の努力をするのよ」。 この言葉の本質を理解した事。またモロゾフコーチからは、見ている人の心に響き、記憶に残る演技を追求した振り付けと、その精神。 確かに、荒川さんの演技に心奪われました。 プロになられてからも努力を忘れず、アマチュア時代よりも上手になっているのには、尊敬の念しかありません。2014/02/07

D21 レム

13
5歳にスケートを始めてからの道のりを淡々と語った本。感情表現や体型で欧米人に劣ると考えていたのが、モロゾフに出会って、外面だけではない美しさを表現することを知る。ひとつひとつ考えて答えを出して歩んだ道の、最後に「トゥランドット」でのイナバウワーの美しさがあった。15歳での補欠で海外に行った時の体験は確かに悲惨…。コンビニやサブウェイでのバイトや、就職先を考えるあたりが、普通の部分がたくさんある人なんだなあと思った。オリンピック村も昔は快適ではなかったようだ。金メダル以降の荒川さんの話も読みたい。2013/03/30

むつこ

11
「15歳の寺子屋」ということで、学生さん向けで読みやすい文章。クールビューティと言われていたのは他の人と違う目線でスケートをしていたからだと知った。スケートが好きな気持ちだって人それぞれ違っていい。「自分らしく、自分を表現する」それが金メダルにつながった。でも、それはある一日の出来事で人生のゴールではなく努力する姿勢が長い人生につながるのだろう。2014/02/04

Naoko

6
まず、荒川さんの感性が好きだなと思いました。衣装の「ひらひら」に憧れたなんて、可愛い。荒川さんには『金メダリスト』『成功者』というイメージしか持っていませんでしたが、補欠選手という立場で惨めな思いをしたり、マスコミの煽りや周囲の状況に嫌気がさし、心が折れたり、色んな状況を潜り抜けてこられたのだと初めて知りました。今は解説者としても活躍されていますが、現役選手の気持ちを痛いほど分かっていらっしゃるんだろうなと思います。「本番を楽しめるほどにまで努力した人が強い」何事にも通じる、本当に良い言葉ですね。2014/02/14

月華

6
図書館 荒川さんの素が語られているように思いました。トリノオリンピックの裏話は楽しく読ませてもらいました。こういう話は余り表に出てこないことだと思います。タチアナのアドバイスが印象に残りました。2011/07/03

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