集英社コバルト文庫 楽観戀情値千金 守銭奴王子と夢見る転生娘

著者名：我鳥彩子【著】/くまの柚子【イラストレーター】

集英社（2018/06発売）

• ISBN：9784086080675

内容説明

三人の姉と王位継承権を争う王子・果潤は、自他ともに認める筋金入りの守銭奴だ。半面、自分の益になりそうな人物には支援を惜しまないとも評判だった。そんな果潤のもとを、楽花という商家の娘が訪れる。楽花が言うには、彼女は「楽観国」という亡国の王女の生まれ変わりらしい。かつての王国を取り戻せば大金も手に入るからと、王国再建のために力を貸してほしいと頼まれた果潤だけれど……？　【目次】楽観戀情値千金　守銭奴王子と夢見る転生娘/楽観創作小話（あとがき）/番外編　楽観芋切値千金

目次

楽観戀情値千金　守銭奴王子と夢見る転生娘
楽観創作小話（あとがき）
番外編　楽観芋切値千金

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[るぴん]

表紙の糸目ヒーローとあらすじに惹かれて。前世のせいでネガティブなことを考えると雷に撃たれてしまう主人公‼︎その設定のおかげで、ほぼギャグ寄りだったけれど、一応転生もののラブコメディ。そんな馬鹿な…という展開のオンパレードだけど、楽しく読了。ちょっと糖分が足りなかったかな。

2021/02/26

[ぴよ子]

中華ファンタジー。主人公の女の子は悲観的になると雷が自分に落ちる設定。そして守銭奴王子。という面白そうな設定だけれど、面白くなかった。 とにかく漢字がすごくて最初は読みづらかったです。最初のほうはこんなんまで漢字に！と思ったけど、中盤くらいになると「はいはい、礼裙と書いてドレス。漢字で書いてカタカナルビ。そして実際の本文のカタカナはほぼオノマトペ」なんて字面ばっかり追っててあまり中身が入ってこず。ほとんど漢字なのに「ノリ」と「キノコ」はカタカナで、せっかくなので漢字にしてほしかった。

2018/03/30

[マチ]

楽花の能天気というか楽観的な思考には笑った。悩まないからなのは分かってるけど、ここまで徹底してたらわらえて良い。登場人物の名前の読み方を覚えるまでが「なんだったっけ」といちいち引っかかって面倒だったけど。

2018/04/12

[よっしー]

基本お気楽だから前世パートとの落差が凄い。でも楽しめた。皇帝の小話も良かったけど…既に妻が3人！ではメインに出来ないな(￣▽￣;)

2019/01/17

[kuro neko]

面白くて一気に読んでしまった。他作品に出てきた人物が今回のヒーローだったので感慨深い。他作品の時とはちょっと印象が違っていて違和感があったけどまあ良かった。ヒロインが真逆の性格になってしまったけど、いたって常識的な考えをする様にヒロインは実は賢いんだとわかった。守銭奴テライケメンヒーローの溺愛おそろしいほど甘かった。

2018/07/01