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内容説明
転んだら、起きればいい。
日本人初のキャプテン任命、チームMVP、世界最高峰リーグで結果を出し続ける男。
サッカーの母国で生き抜く“Unbeatable Mind(アンビータブルマインド)”とは――
[日英同時発売!]
センターバックは、90分間のうち89分59秒守り抜いても、たった1秒のミスで致命傷をチームに与えかねないポジションだ。
たとえどんなにいい仕事をしてもフォワードの選手ほど注目はされず、失点すれば非難される。
それって報われないんじゃない? と訊かれたらそうかもしれない。
だからこそ、そんな自分を応援してくれる人たちには感謝の気持ちでいっぱいだ。
人生という旅の途中で雨に降られたり嵐に巻き込まれたりした時、レジリエンスは前を向いて歩き続ける力になってくれる。
その力はきっと誰にでもあるのだと、本書を通じて気づいてもらうことができたら、僕は本当に嬉しい。
――本文より抜粋
~吉田麻也を構成する8つのレジリエンス~
【弟力】年長者や目上の人と過ごすことで、物怖じしない心が育まれる。
【英語力】ペラペラである必要はない。「ペラ」で勝負すればいい。
【選択力】何を選びどう生きるか、後悔しないよう決めるのは自分だ。
【アジャスト力】変化=フレッシュなリスタート。怖れることはない。
【スルー力】批判は必ず起きるもの。無駄にエネルギーを消費しない。
【反発力】前例は覆すために、固定観念は破るためにある。
【リスペクト力】相手に対する敬意が、自分に対する敬意を呼ぶ。
【バランス力】剛が生きるのは柔があるから。辛い時はいっそ笑おう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Anj
17
サッカーはワールドカップの時に観るくらいで詳しくないんだけど、インタビューの受け答えが毎回気になって仕方ない吉田麻也さん。 言葉の選び方とか、悲観的になりすぎないところとか、どこにいても面白がっているように見える所とか好きだなぁ。2019/05/11
MILKy
12
2018.2022のW杯⚽の代表キャプテンの彼に魅せられて1年前に手に取り寝かして読むという。当時ちょうどブラック企業で受ければ皆リーダーシップがとれるようになると思い込んだバカ研修を受けさせられているさなかだった。今回のアジア杯その前にももう彼の姿は見なかったけど、回りを引っ張る鼓舞する能力に魅せられた。かたいこと書いてるのかな~と思うもサッカーの細かなことはさておき読みやすい文体だった。2010年に代表デビューし、2014年にはW杯デビュー。本作を書いている頃はボチボチと代表キャプテンが回ってきてた頃2024/02/11
Q
10
●コンプレックスを感じている人は日本にも、イギリスにもいる。それをそれで終わらせない。劣等感はエネルギーを生む ●スイッチのオンオフを出来るか ●高い目標を設定して、それを達成するアプローチが出来るか、個人の伸びしろが大きく変わる ●ちょっとの差で結果を、出す奴が生き残る世界 ●自ら積極的にまじっていく ●自分に足りない部分は自分で認識する ●結果が伴ってプロセスが評価 ▷自分で考え打開できる優れた思考力とその人間性が成功を収めてる理由所以だと思う。まだまだ頑張って貰いたい。
おくてつ
9
ロシアワールドカップ直前に日英同時発売された吉田麻也の自伝。さすがにロシアに持って行くには大きいよなと思ったら、そのまま1年積読になっていました。 順風満帆のようで、挫折だらけの麻也。でもそれに負けない麻也。弟力、英語力、選択力、アジャスト力、スルー力、反発力、リスペクト力、バランス力が麻也のレジリエンスの構成要素。 もう、イギリスでのキャリアの方が、名古屋で過ごした時間より長くなるんだなと思うと感慨深い。 でも、やっぱり、マヤ恐ろしい子!2019/06/08
れいめん90
7
吉田麻也のONNをきいて、こんなにもちゃんとした人なのか!と、ちょっと御礼をつつむ感じで買った。人柄が出ていて読んでいて楽しいし、息子に勧めたい本。息子も娘もいないけど2018/09/01




