最新 世界情勢講義50

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最新 世界情勢講義50

  • ISBN:9784799322659

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内容説明

地政学の世界的権威が間違った「定説」を覆す!
驚きと発見に満ちた地政学最良の入門書

「ドイツがヨーロッパを支配している?」
「9・11が世界を変えた?」
「国際的な制裁は有効である?」...etc

政治家や外交官、官僚、研究者など、
地政学の専門化たちにも広まっているこのような「定説」は、
インターネット上に限らず、新聞や雑誌、本においても、
いくらでも見つけることができる。

たいていの「定説」は事実から生まれるが、
間違いも多く、それが誤った解釈を生み、
私たちが世界を正しく理解することを妨げているのだ。

なぜ、それらは間違っているのか?
その裏には、いったいどのような事実が隠されているのか?
本書を紐解けば、世界の本当の姿が見えてくるだろう。

◎本書で覆される国際情勢の「定説」
「国境はもう存在しない」
「9・11が世界を変えた」
「外交交渉が弱腰の姿勢を招く」
「西洋は危機に瀕している」
「地球温暖化は技術の進歩によって食い止められる」
「陰謀が世界を動かしている」
「多国籍企業が世界を動かす」
「やがて中国が世界を支配する」
「ドイツがヨーロッパを支配している」
「ブレグジットはEUにとって致命傷」
「『ならず者国家』が存在する」
「核拡散によって世界は危機に瀕する」
「国際的な制裁は有効」
「民主主義は輸出できる」
「現実主義の政治は道徳的観念を欠く」
「ロシアは強権体制でなければ統治できない」
「テロは欧米諸国の存亡に関わる脅威」
「イスラム教がテロの元凶」etc

◎目次
- イントロダクション(No.01 - No.02)
- グローバリゼーション(No.03 - No.17)
- 世界を動かす力(No.18 - No.28)
- 戦争と紛争(No.29 - No.38)
- 民主主義(No.39 - No.46)
- テロリズム(No.47 - No.50)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ポタオ

28
別に読まんでも良かったなぁ。表紙につられて買いましたが、書いてあることも事実か事実じゃないかよくわからんことを筆者の独断的な感じで書かれてて、読んでて、で根拠は?と、問いたくなることが多かったです。2018/11/27

アキ

14
冒頭の「本に書いてあることが正しいとは限らない」に当てはめると、著者パスカル・ボニファスはフランス人で、専門は核兵器、イスラエル・パレスチナ問題、スポーツの地政学と念頭において読むべき。中東の問題は宗教ではなく、領土問題とアメリカとの関係で敵対関係が構築されていること、逆に解決の糸口はない訳ではない。グローバリゼーションの世界でW杯やオリンピックなどのスポーツは国のナショナリズムを鼓舞するツールになっている。トランプはならず者国家を指定したが、「ならず者国家」のリストを作るならアメリカを筆頭に挙げるべき!2018/07/08

しょうた

7
基礎的な世界情勢を学びたい人向けの本。 世界は一極体制にはならないこと。 現在日本や西洋が衰退してきているのではなく、世界が均衡に向かっていること。 民主主義とは外部からの強制ではなく、内部から時を経て形成されるもの。 イスラムとテロリストを同一化するのは間違っていること等、基本的なことが述べられている。 2020/06/28

Minyole

5
人々の思い込みを正すという点で、話題のFACTFULLNESSに近いテイストを感じました。ただし、FACT〜が、膨大なデータと著者の実体験に基づいているのに対し、本書は、論拠をはっきりと示さずに論じられていることが多いのと、それほど意外でない事実というか著者の意見が述べられている点で、重みがだいぶ異なります。仕方ないのでしょうがフランス目線なのも気になります。とはいえ、十分、物事の考え方の参考にはなると思いました。2019/04/14

はま

2
マスコミや世間の思い込みに踊らされず、自分で良く観察して思考し、自身の判断軸を持つことが、大切である。この本は、世界の歴史や文明、文化、地政学、政治学、社会心理学も交えながら、世界を理解するための本質的な見方を教えてくれる。但し、扱う項目数か多い反面、少し項目毎の具体事例やデータが少ない印象があるので、別の文献で補う必要がある。2020/08/29

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