直江兼続と妻お船

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直江兼続と妻お船

  • 著者名:近衛龍春
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • PHP研究所(2018/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569671352

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内容説明

戦国の上杉家を支える二大巨頭の重臣のひとつ、直江家には一粒種の娘“お船”がいた。後継者となる嫡子のいなかった直江家では、男子の様に活発な少女として育てられ、のちに鎌倉時代の女傑・北条政子にも比肩される器量をもった、聡明な女性となる――。謙信が死去すると、その養子同士の景勝と景虎の間で、越後を二分する熾烈な跡目争い「御館の乱」が勃発する。直江家は景勝を支えて勝利するも、お船は愛する夫を暗殺されてしまう。悲嘆にくれるお船の再婚相手として、三歳年下の幼馴染みである“兼続”が婿に選ばれたことから、戦国を代表する名軍師・直江兼続が生まれ、二人の運命は大きく動き始める。幾多の困難を乗り越えて結ばれたお船と兼続の戦国夫婦ぶりは、「前田利家と松」「山内一豊と千代」に勝るとも劣らない。秀吉・家康の天下人を相手に、内紛で弱体化した上杉家の危機を救った男と女の物語を鮮やかに描いた力作小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えりこ

1
お船から見た戦国時代という印象の小説。恋心ゆえの激しい嫉妬心や兼続と一緒になってからの毅然とした覚悟など、人間らしくお船が描かれていてなかなか面白かった。文章も読みやすいです2016/07/07

薬師寺 五郎

1
戦国期から江戸初期を生き抜いたお船。まさに女傑と言われるにふさわしい生き様である。2015/06/19

タケ

1
「直江兼続と妻お船」というより「直江兼続の妻お船」。お船がメインで兼続は脇役。前半期が長いので兼続より信綱の方が目立っていた。お船視点の話そのものは面白かった2012/04/27

雪音

1
小説と言うよりも記録の様に思いました。お船の内心に触れ、実情に触れ、それでいて説明調が否めない感。しかしお船と言う人の生涯を添うように追えるので、都度感情が伝わってきます。2012/01/19

fuji

0
初めての作家。興味深々で読み始めた。今まで読んだ歴史・時代小説はほとんどが上の世代の方、あるいは自分の世代に近い方がほとんど。登場人物の言葉遣いは今風にアレンジされていたが、それには特段違和感はなかった。ただ主人公のお船の人物像が端から“政”に長けた女性として描かれていたのには馴染めなかった。少しプロセスを入れて欲しかった。早熟にしても14歳の娘の目線がいきなり五十代の父と対等扱いにはビックリだった。それを除けば、大変面白く読むことが出来た。兼続の人物像はとても良かった。(私より15歳くらい若い作家。)2015/03/25

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