うふふな日々

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うふふな日々

  • 著者名:あさのあつこ
  • 価格 ¥620(本体¥564)
  • PHP研究所(2018/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569766096

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内容説明

『バッテリー』『NO.6』『おいち不思議がたり』シリーズなど、ベストセラーを次々と生み出している人気作家・あさのあつこ。都会のきれいな書斎で、パソコンに向かって優雅に執筆しているのかと思いきや、生まれ故郷・岡山の緑豊かな町で、家事、育児と悪戦苦闘しながら物語を紡ぎ出してきたという。子ども達の成長に一喜一憂、ずっこけまくり、妄想一杯の日常生活。散歩で目にした風景はいつしか霧のロンドンにすり替わり……。田舎暮らしを愉しむなかで、奇跡のように出会った本や、滾るような想いを抱きながら悶々としていた日々にも思いを馳せる。大切で愛おしい日常をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集。読むだけで元気になれること請け合います。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ayumii

16
煎餅をバリバリ食べながら一緒にお話している気分で、さらっと読めた。それでも所々になるほどと思える言葉があって心に残る。「弱いこと、振り回されていることをちゃんと自覚できる人とまるでできない人の差は大きいと思う」「モノサシは自分で作る」2020/05/07

西澤 隆

5
マクラが長い。脱線が激しい。なんだか辛坊治郎の大阪のラジオでの「はやくコロナ話せんかい!」と思うあの感じに似ている(笑)。まあ書き手が魅力的で読み手が彼女のことが好きなら脱線すればするほどひとが見えるような気がして幸せになる。なんだか何作も読んでいる作家さんがそこいら近所にいるオバさんのような気がしてくるこの親近感はたぶんヒトを選ぶはず。個人的には終盤の突然の「政治への怒り」に「いつごろ書かれたエッセイだっけ?」と歴史を紐解いてしまいました。百田尚樹じゃないけどこういうネタでファンを煽って欲しくはないな。2020/04/18

きょ

5
何気ない日常のエッセイ。物語を紡ぐことは、ほんとうに大変だろうと思う。月並みな言い方だけれど。サラサラ読める文章の中に、ドキッとすろような鋭い言葉もあり、私がこうして言っていることの薄っぺらさがよくわかる。文章を書くことって、結局語彙の豊富さや日々の中での風景、音、色、その人の生活や生き方から滲み出るものが大切なんだろう。それを組み立てる力というか、技というか。この頃、何につけても「センス」ということを考える。簡単に片付けては失礼かもしれないけれど、あるかないかは大きいはずだ。2016/12/08

fukui42

4
寝る前の本。うふふ、ではなかったけど、作家さんの素顔が見れた。2025/04/15

Hachi_bee

2
すごく綺麗な表現に心を打たれた直後にくだけた表現で目を覚めさせられるなど、あさのあつこさんの引き出しの多さ・大きさに驚かされる。言葉を自在に扱える人は、観察する力も優れているのだと痛感させられました。自分がエッセーとか半生記を書くことがあるとしたら、この本の(綺麗な)表現をお手本にしたいところです。2017/03/11

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