大人の授かりBOOK - 焦りをひと呼吸に変える、がんばりすぎないコツ -

著者名：加藤貴子【著】

ワニブックス（2018/05発売）

• ISBN：9784847096648

内容説明

42歳で、「子どもがほしい」と踏み込んだ不妊治療の世界。男性不妊、流産、不育症――。起こった全てを「〇」に変えるための、心の処方箋。
不妊治療を経て、44歳、46歳で出産した、女優・加藤貴子が伝えたい、妊活クライシスにならないための「小さな習慣」。

「妊活は、出産することが着地ですが、子どもを授からなくても、夫婦関係は続いていきます。だから、妊活をした時間が、夫婦の絆を強める「何か」であってもらいたい。
何が起こっても夫婦で納得して結果が出せるように、関係を再構築することが妊活の試練であり、“脱・妊活クライシス”なんだと思います」　――本文より抜粋

《焦りをひと呼吸に変える、弱った心に効く「小さな習慣」》
●“妊活”だって“育み”期間。「妊娠20ヶ月」だと思えばいい。
●「泣き言」はちゃんと言う。言い切ったら、一転、自分をほめる。それが一番早い復活法。
●病院に通うだけで、たいしたもの！　それだけで十分。勇気をもって“何もしない”。
●明るい未来の想像に助けられることもある。つらいときこそ、躊躇せずに。
●心がこわれる前に、一度「ま、いっか」と投げる。がんばりすぎると、見返りを求めてしまうから。
●時計の数字のゾロ目、いれたてのコーヒーの香り。小さな幸せをちゃんと味わう。
●グルグル思考になったら、不安を書き出し整理する。「自分で対処できること」「天にゆだねること」
●「私ばっかり」をぶつけるより、感謝をつたえ始めて、また歯車が廻り出した。　　　…and more!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ane]

昔から好きな女優さんの本。とても苦労されて、悲しいこともたくさん乗り越えて、とても努力されていらっしゃいます。子どもが欲しいという思いが、いい意味でとても強かったことが、伝わってきました。ご本人の努力も、さることながら、いいお医者さまにも出会い、旦那さまの支えと努力がなんと素晴らしい。まだまだだなぁと感じつつ、とても勇気を貰いました。貴子さんと旦那さまの2人の間に、来るべくしてやってきた、2人の子ども達、一緒に幸せになってね☆

2018/10/19

[ひよこ]

子供がほしい40代くらいの人に読んでほしい作品。 落ち着いて実体験を順に沿って説明、旦那様の要所の丁寧な対応に見習いたいと妻側であるが勉強になりました。

2023/06/29

[らさ]

不妊治療、大変よね… 旦那さんも、禁酒とか、頑張らないとね。

2023/08/11