内容説明
徳川三代家光の治世。将軍家剣術指南役である柳生新陰流と小野派一刀流の門弟が次々と斬殺される事件が起こった。柳生但馬守宗矩は息子二人に、辻斬りの正体解明を命じる。兵馬と名乗るその男は、二つの流派を会得した恐るべき遣い手であり、柳生一族の心胆を寒からしめる野望を持っていた――。剣のみに生きる男の凄まじい活躍を描く、新たな剣豪小説の誕生!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hide
4
久しぶりの菊池さん。菊池さん、確か高校の先輩なんだよね。最近、剣豪小説が気になってる。兵馬が良いね、なんとも魅力的。しかも性豪。羨ましい限り。でも、柳生一刀流とは考えたね。自分としては、今、上泉信綱の新陰流が気になってるんだ。これが、シリーズものになったら読みたいかも。面白かった。2018/03/23
あゆゆ
2
柳生新陰流と小野派一刀流、その両方を会得している兵馬が主人公。憎めない性格と、春華を救おうと奔走する姿はとても好ましかった。★★★☆☆2018/05/05
Ooka
0
ここでも神祖。。剣豪ものも悪くない。2022/05/18
ちなシケ
0
⭐️⭐️2018/02/27