里山の子、さっちゃん

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

里山の子、さっちゃん

  • 著者名:佐竹茉莉子
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 辰巳出版ebooks(2018/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777818365

ファイル: /

内容説明

全身マヒの猫「サチ」と里山に暮らす仲間たちの心温まる日々フェリシモ猫部ブログ「道ばた猫日記」で絶大な人気を誇る佐竹茉莉子さんによる「猫のさっちゃんの物語」。
人と猫に共生、安楽死の是非、障害を持って生きること、自然発生的な仲間意識、弱い者に対する思いやり、めぐる命……さっちゃんが教えてくれる「生きることのすばらしさ」を
里山の四季折々の美しい写真とエッセイで展開。

【CONTENTS】
・さっちゃんの一日
・ここに来た理由
・仲間たち~放浪犬だったハッピー、長毛5きょうだい、赤ちゃん猫ライム、幼い3きょうだい、ナイトのゴロー、新入りのちくわ、年に一度だけ会える そうちゃん
・里山の春
・仲間の死
・猫たち、人々の絆、さっちゃんが生きている意味

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

こみっくま

48
千葉県のキャンプ場・花はなの里には17匹の猫と7匹の犬が暮らしている。全て迷い込んできたり事情があって持ち込まれたワンちゃん&ネコちゃん。オーナーの麻里子さん夫妻の愛情に包まれて今では見ることの少なくなった「ペット化」されていない暮らしがキラキラ光っている。全身麻痺の猫・サチを始めとして先輩犬猫たちは新入りを我先にと可愛がり守る。人間も見習いたいと思うような素晴らしい社会がある。カラー写真をふんだんに使い物語風に優しく描かれている写真絵本。サチのGFそうちゃんとの夏のふれあいがたまらなかったなあ。2017/05/13

瑪瑙(サードニックス)

46
全身麻痺の猫のさっちゃん。麻里子ママと長平パパと猫仲間に犬仲間と里山で自然に育まれながら暮らしている姿が、本当に自然で、昔の日本の原風景を見ているようでした。都会の猫や犬たちと違って半野生で暮らしているさっちゃんたちが本当に幸せそうです。そこにはちゃんとルールがあって、皆がそれを守っているのが素敵です。でも、たくさんの捨て猫や捨て犬の面倒を見ている麻里子ママと長平パパを尊敬します。オートキャンプ場とカフェのお仕事をしながらなのに、本当に尊敬します。おおらかさがないと出来ないですよね。私には真似できないです2018/05/17

ケイプ

39
千葉県房総半島の真ん中あたり、里山で暮らす猫たちの暮らし。筆者の佐竹さんはこう書いています。人間のペットではないからこそ、動物本来の慈しむ気持ちが、ここには息づいているのかもしれません。命は巡っていくのですね。さっちゃんよかったね。2019/02/21

一式隼

9
数年前、BS放送で見かけて気になってた猫さんの消息を辿って、行きついた本。「あ、あの猫さんだ!」と。条件もなにもない、私にはただただ素晴らしい一冊。写真もとてもいい。涙で曇ってなかなか読みづらかったー。さっちゃん、本当にありがとう。たくさん教えられました。 2022/01/01

れい

8
【府立図書館】カラー写真が豊富で見ていてホクホクとしました。フェリシモ猫部とのつながりがあったんですね。犬猫が、障害があっても、老いも若きも、出時がどうであろうとも、仲良く暮らせる里山。大変なことも多いのだろうけど、元気で暮らす姿に、私も元気を貰いました。2018/07/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11273049
  • ご注意事項