山猫クー

著者名：川口晴【著】

河出書房新社（2018/05発売）

• ISBN：9784309026664

内容説明

猫好きの姉妹と犬好きの男、３人で暮らす幸福な日々は突然終わった。過去を乗り越えられない男女の前に、ある日突然かわいい山猫が現れて……山猫クーとの日々が愛することを教えてくれた。

50万部突破のベストセラー『犬と私の10の約束』原作者が
構想10年の時を経て贈る、世にも美しい物語。
忘れないで、きっとあなたにもいる大切な人のこと。
読めば会える、あなたの大切な人に。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[リッツ]

夢のような映像をみているような物語でした。キラキラと眩しいのに胸が切なくなるのは何故だろうと思っていたら……。じんわりと胸に残りました。

2018/07/06

[manamuse]

なぜそんな所にシベリアオオヤマネコの仔猫が？という疑問はさておき…笑。一緒に暮らす美羽と羽海姉妹＋航一の三角関係に事件が起こる。次々と。美羽のどこまでが現実なのか分からない突飛な妄想は楽しく、ネコのクーの描写も細かくて面白かった。

2022/06/15

[信兵衛]

ハラハラドキドキでしたが、最後は、あーっ良かった。

2018/08/17

[あっちゃん]

子猫を拾ったつもりが、シベリアオオヤマネコだった！なんて、羨ましい(笑)と、いいつつも、主題は猫というより、変り者姉妹と彼氏の話！それも、過去話なので、ちょっとわかりにくい！悪くはないけど、私好みでは無い( ￣▽￣)ただ、ただ、山猫が飼いたい気分になった！

2019/04/30

[chatnoir]

表紙を見て、何処かへ移住した人が拾って育てた子猫は実は山猫でしたという実録モノで、山猫の可愛い仕草を堪能できる本なのかと思ってしまいました。実録ではなく『犬と私の1 0の約束』の作者の小説だった（笑）山猫クーは可愛いけれど、スポットライトはクーには当たっていないのが一番残念。私的に飼い主がどうとか全然興味ないし。終盤、車があれで動くのか？？シフトレバーはパーキングに入れていなかったのか？と？？？と引っかかって終わりました。

2018/05/14