もうひとつの応仁の乱 享徳の乱・長享の乱 関東の戦国動乱を読む

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もうひとつの応仁の乱 享徳の乱・長享の乱 関東の戦国動乱を読む

  • 著者名:水野大樹【著】
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 徳間書店(2018/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198645854

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内容説明

歴史の隙間になりがちだった室町時代後期は戦国時代へと向かう歴史的ターニングポイントである。応仁の乱はそのエポックメイキングであるが、実は関東地方で起こった享徳の乱こそ、戦国時代への幕開けの事件であった! 本書では享徳の乱とその4年後に起きた長享の乱を、地図や表を用いながら、わかりやすく解説していく。なぜ、今川家や北条家が戦国大名として台頭したか、上杉謙信が関東管領にこだわった理由、太田道灌の出自の謎などがわかる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

77
地図とか多用して読み易く書いてくれている。それでも途中でこんがらがった。同じ苗字が多すぎるのなんとかして  石神井城の戦いが出ている(行ったばかり)2024/06/23

1.3manen

52
来週、日本史Bでは応仁の乱があるので、東日本でもそういうのがあったことを伝えたい。享徳の乱は浜島書店の資料集地図にもあった。戦国の動乱、今の令和の混乱。なんか似てるのかも? ルビがあるので、誰でもスラスラ読めるが、複雑な人間関係などは簡単には理解できない気もする。。 2022/10/29

coolflat

13
“もうひとつの応仁の乱”と呼ばれる享徳・長享の乱の方が、本家よりも、構図が分かりやすく面白い。流れとしては、1416年上杉禅秀の乱(○鎌倉公方・山内上杉vs犬懸上杉×)→1438年永享の乱(○幕府・関東管領vs鎌倉公方×)→1440年結城合戦(○幕府vs結城氏・鎌倉公方持氏の遺児×)→1454年享徳の乱(△幕府・関東管領vs古河公方△、鎌倉公方が古河公方・堀越公方に分裂)→1487年長享の乱(○山内上杉vs扇谷上杉×、北条早雲の台頭)。なお関東管領は鎌倉公方の補佐役で、尊氏の母方の実家上杉家が代々就任した2020/02/19

りー

9
関東史をあまりに知らないことに気づき読んでみたものの、サッパリわかりませんでした!馴染みがない名前の上に、同盟・離反・下剋上の繰り返しで大混乱。太田道灌と伊勢新九郎くらいしか知らなかった。とりあえず、室町幕府の対関東政策が破綻し、鎌倉公方と関東菅領が対立→以降泥沼合戦が続き、なし崩しに戦国に突入したことはわかりました。八犬伝読んでて良かった。出てくるお城の名前は馴染みあるんだけどなー。練馬城とか、石神井城とか、あったんかい?レベル。西にばかり目を向けず、足下の歴史をもっと知りたい。めげずにトライします。2019/03/23

スプリント

8
応仁の乱と同時代に関東で起きていた騒乱について書かれた本です。堀越公方や古河公方、関東管領、太田道灌などに興味がある方におすすめです。2018/07/15

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