内容説明
WEAVERのドラマー・河邉徹の作家デビュー作。2009年にメジャーデビューし、自身の音楽活動の他、ドラマ・アニメ・映画などの主題歌、CMなどへの楽曲提供など精力的に活躍してきた3ピースピアノバンド・WEAVER。その歌詞を手掛けてきた河邉の「言葉の世界」をドラムスティックからペンに持ち替え、描いた「夢」をテーマにした長編作。電子メディア媒体「cakes」で2018年3月より掲載されている人気連載を単行本化。自身が夢であると自覚しながら見る夢「明晰夢」。この「明晰夢」を何度も見る人は、ある日、その夢の中で「夢工場の扉」に辿り着けるという。そして「夢工場」に入れた者は、一生に一度だけ自分の夢を変えることにより、現実世界での「自分の夢」を叶えることができるというのだ……。そんな夢工場に様々な悩みを抱えた4人が辿り着く……。 「叶えたい夢」を求めて巻き起こる様々な人間模様。そして夢工場を訪れた人たちが手に入れたものとは……。さらに、その夢工場の管理人の正体とは……。バンド名に「音楽を紡ぐ人」という意味が込められているWEAVER。そんなWEVERの河邉氏が次は物語を紡いでいきます。そして、物語を通して、誰もが持つ「優しさ 」「後悔」「欲望」「希望」を描いていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
13
WEAVERのドラマーのべーさんデビュー作。誰にとっても身近な「夢」を題材に扱った短編ファンタジー。全部繋がっていて、最後は夢工場のシステムが明らかになるストーリー展開。平易な文章でライトテイストなので大変読みやすかったです。青い扉、見付けたら開けて夢工場見てみたい‼2019/06/02
凍矢
8
なかなかに不思議な話でした。ちと気になって買いました。まさかの物語で、嬉しかったです。自分としては、まあまあな作品でした!2018/06/24
灰音
7
短編が何個かあるんだけど、最後の章でそれが全部繋がってる感じになってて面白かった。夢占い読んでるみたいで面白かった2021/05/04
tammy
5
短編連作のファンタジー。WEAVERのドラム べーちゃんの初めての作品という事で 正直 あまり期待はしていなくて 1話目は イマイチ物語に入れなくて もう読むのをやめようかなぁと思いつつだったけど 読み進めていくうちに どんどん面白くなってきてラストは上手いことまとめたなぁって納得した。2018/10/13
あや
5
WEAVER河邉徹の小説デビュー作。めちゃくちゃ面白かった。ありきたりでお約束のようではあるけれど、綺麗で整った話のまとまりをしている。各章の伏線を回収していく点も見事。あとリアルな世界観に少しはみでた夢工場という設定が好きです。まとめると、私はとっても好きでした。河邉先生の次なる作品を待ちながら、WEAVERの曲を聴いていこうと思います。2018/09/03
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