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内容説明
現役プロ野球選手で元・名ショートの黒松のもとに、高校時代の彼を知る藤島という男が現れた。藤島は、15年前に黒松と二遊間を組んでいた、今シーズン限りで引退する名セカンド・会津と黒松を会わせた。焚きつけられた黒松はショートの練習を始めたのだった・・・。40歳からでもやり直せる、這い上がれる！ 読むと球を捕って投げたくなる漫画です！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笠
1
☆☆☆☆★ 『ハーン』連載中の瀬下猛氏による中編。戦力外ギリギリの元・ショートの名手が、引退を控えるセカンドの元相棒と再び二遊間を守るために奮闘する、ミドルエイジの再起物語。シンプルながらストーリーがよく纏まっていてすごく良かった。家庭問題とか絡めて膨らませたらちょうど映画一本分になりそうだけど、あえてそうせずにショートのポジションという一点に焦点を合わせたところにこの作品の良さがある気がする。連載とは違って、キャラクターの飾り気のなさもプラスに働いている。作風が短・中編向けなのかなー。2018/10/03
パスカル
1
現役引退寸前の元名ショート。ぶっちゃけ地味だけど、こういうのは嫌いじゃない。2018/06/21
hisaos
0
ベイス元ネタのベテランショートの漫画。帯には読むとショートが守りたくなるとあったが、運動部に入ることもなくろくに体を動かしもしないおじさんが読んでもそれはなかった（笑）ファーストキャリアの終盤に差し掛かったベテランたちの醸す渋みのほうがより強く感じられる。最後があっさりと終わり、まあまあグッドエンドなので読後感はいい。2018/07/17
