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内容説明
漢字伝来以前から日本にあったとされる神代文字。近世に作られたそれらの文字と文献には神道や和歌をめぐる多様な知が集積している。その一つ、ホツマ文献にその集積を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryuya Matsumoto
6
よく研究されているなと思います。でも本当に古代の文字じゃないのなら「神代文字」って言わない方がいいんじゃないかな。2024/03/18
しずかな午後
4
神代文字についての一般書で、かつオカルトでもない本となると、唯一と言っていいのではないだろうか。漢字の伝来以前から日本にあった古代文字、神代文字。勿論、これらは後世の創作で、トンデモの一種である。しかしその上で本書は、そうした神代文字の世界(ホツマ文献)を、それが創作された近世を理解するための資料として、思想史研究の土俵にあげる。2021/12/28
ikeikeikea
3
神代文字について単なる雑な偽書的な印象しかなかったのだが、「文字そのものが神であり天から授かった」という卓越した設定があるとの事。日本宗教史上においても稀有で、このような設定を考えつく人は宗教上の天才であるように思う。梵字1字で仏を表す例とは違い、ホツマ文字は神の性格そのものを視覚的に表し、神=文字であるとの事だ。後書きにある著者がこの本を書くに至った経緯もとても面白い。2021/08/07
霹靂火 雷公
2
偽書を根拠としながら、現代も信仰の対象となっている神代文字。繊細で取り扱いづらい分野であることも含め、それなりに歴史を重ねた近世以降の信仰として再評価すべき時代が来ているのかも知れない。2018/06/25
ヨシツネ
2
厨二的に滾る 本当によく出来た伝記物で逐一興奮する 和歌を使うと何となく見栄えがいいという発想も当時と地続き2018/06/04
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