内容説明
システム開発の要件定義をすばやく的確に作成するための方法をわかりやすく解説したノウハウ書です。要件定義を作ることになったが「要件定義の進め方がわからない」「何を定義していいかわからない」「議論ばかりで中身の検討ができない」などでお悩みではありませんか? 本書は、前著『顧客の要求を確実に仕様にできる 要件定義マニュアル』の増補改訂新版であり、RDRA(リレーションシップ駆動要件分析)という手法をブラッシュアップし、要件定義書の作成手法をさらに具体的にわかりやすく解説しています。要件分析フレームワーク、外部システムとのやりとりだけでなくユーザーインターフェースを含めた入出力、顧客の要望を正確に把握するノウハウなどが満載です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
elsys
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今、しようとしていることとは若干ブレるけれど、ビジネスルールの定義ととかわかる。新規のオーダーメイドソフトや、業務をシステム化する場合に使う要件定義のテクニックが具体的な例や粒度、チェックリストがあって便利かも。2014/01/25
okhiroyuki
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DDDと親和性があるということで手にとる。コンテキストモデル、要求モデル、ドメインモデルと徐々にブレイクダウンしていくため、実際に手が動く。あと、途中でアジャイルなアプローチにも言及しており、現状ととてもマッチしている気がする。まずはこれをもとに、既存システムの要件を整理してみたいと思う。あと、繰り返し、かついろいろな視点で各モデルへのアプローチ方法が書かれていて、いいリズムで読めます。良書。2022/11/12
T. Okada
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読了。自分の読書目的である SaaS プロダクト開発においてどれをどのくらい活かせるかはまだわからないが、いくつか有用そうとわかるモデル図を得られたように思う。ライトウェイトに使えるようにしたい。2021/07/29