内容説明
日本が本気でマネしたら世界一の経済大国に!日本と同様、少子高齢化社会で消費税は7%。なのに老後の不安はゼロ。67歳まで同賃金での雇用義務、共働き率9割でも待機児童ゼロ。シニアも女性も活躍して、さらに労働人口4割は外国人も優秀なエンジニアを優遇し高技術労働力を確保で労働人口も個人の所得も増えるばかり。シンガポールには日本が取り入れたら経済的に得をして、国民が幸せになる理想社会があった
目次
第一章 合理的で賢い政策
第二章 快適な生活
第三章 「世界標準」の人をつくる教育
第四章 物価の高さは世界一でも合理的
第五章 シンガポールリッチの暮らし
第六章 シンガポールで暮らすなら
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カレー好き
35
FPの著者がシンガポールに移住して感じた日本との違い。圧倒的に違うのは政治のリーダーシップか。長寿国であり同じ高齢化問題があっても、超物価高であっても悲壮感はない。学力至上主義であり、学ぶことで未来への道は開かれる。漠然とした不安に包まれている日本に足りないものは、未来を導く指導者でしょうか。☆3つ2019/01/12
ミッキー・ダック
26
著者はシンガポールに移住しFPとして活躍する主婦。経済が停滞し先行き不透明な日本は、賢い政策により経済成長を続けるシンガポールに学べという。◆強制貯蓄制度により老後の不安がなく心にゆとり、他者に寛容。物価は高いが、共働きで快適な生活を享受。低税金やキャピタルゲイン無税ゆえに集まる世界の富裕層。低賃金労働を支える人口の4割の外国人労働者。学力世界一を支える選別システムなど。◆主婦的な目線での紹介が多く、経済戦略については期待外れ。結局、グローバリズム推進によるエリートたちの未来理想図。2019/03/17
BluePlanet
13
★3.3(2.90) 2018年5月17日発行。シンガポール駐在員妻であり、ファイナンシャル・プランナーである著者のシンガポールでの実生活からシンガポールと日本を比較した本。確かに、シンガポールはいつの間にか生活水準も上がり、金持ちも大勢住むが、東京23区くらいの国土に、人口500万しかいないことから、様々なことが合理的に行われている。幼児教育がここまで進んでいることは以外でしたね。そして、小学校から成績で学校が振り分けられるとは驚きでした。ただ、何が日本の未来理想図なのかが分かりにくいですね。2018/09/08
月をみるもの
9
最大の不確定要因は、Lee 家の三代目なしでいままでのような成長が実現できるか、、、なのかな。。 http://theindependent.sg/third-generation-lees-disavow-interest-in-ascent-to-premiership-of-singapore/2019/02/03
Hiroki Nishizumi
5
独裁の善意が運良く好結果をだした国の紹介。いくら好意的に書かれても危うさは否めない。まぁ良いところを上手に取り入れたいものだ。2019/11/19
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