内容説明
50歳から新たな挑戦がはじまる時代。これからシニア世代がどんな役割を担い、自分を生かす活動や社会とのつながりをどのように演出していくのか。そのヒントを提起する。
シニア世代を迎える人たちは、これからさらに厳しい現実が待っている。自分のリタイア後の人生をどう完成させるのか。早い段階から自分を生かす活動や社会とのつながりを演出するための手引きとなる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
1
カウンセラーの立場から多くの人と出会い、メンタルヘルスや大学生とシニアの就職活動の手助けをする中で、問題が個人や社会環境を含んでいるとしている。シニアの方からの相談は後悔の念を語る方がいるが、それは自分の生産性を上げない。シニア世代になってからの出会いはその後の人生の鍵を握っている。そのチャンスに機敏に対応するべきとしている。団塊の世代の父親像と異なり、高度成長期の負の遺産が環境を不安定なため、問題もある。60歳で引退した場合、平均寿命まで生きるとして、約17.5200時間ある。2015/09/24