内容説明
スクランブル交差点では1日に何十万人もの人が移動する。もはやこれは一つの都市が移動しているといっても良く、それが渋谷を象徴している。代官山、原宿、宇田川町など個性豊かな「コンパクトシティ」を内包している渋谷は、今後日本全体が目指すべき個性を形成するモデルケースである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keepfine
2
エビデンス軽視で著者の妄想を基礎とした、頭の悪さを全面展開している本なのだが、あえて面白かったところを探して書く。すり鉢状の地形の底にあたる渋谷駅という視点は面白いが、特に示唆的な議論はないのが残念。東急の社長が西武も仲間に入れてやって切磋琢磨しながら街をデザインしていくみたいな物語はよい。2016/02/10
