ハーパーBOOKS<br> モリーズ・ゲーム

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モリーズ・ゲーム

  • ISBN:9784596550866

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内容説明

一晩で億単位の金が動く、禁断の闇ポーカー。
L・ディカプリオ、T・マグワイアら著名人や名だたる投資家が通いつめた
賭博場の女性経営者の、栄光と凋落のすべて――。

映画『モリーズ・ゲーム』2018年5月11日(金)全国ロードショー!
配給:キノフィルムズ
監督・脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー他

実在した超高額ポーカーの舞台裏。映画原作!
一夜を境に裏社会をのしあがるサクセスストーリー。驚異の実話!

田舎からLAに出てきたばかりのモリーはある晩、裕福な経営者からプライベートなポーカーの手伝いを頼まれる。連絡先リストにはレオナルド・ディカプリオら大物セレブや有名資産家の名が並び、一晩で稼いだチップは月収を超えた。その夜を境にして、モリーは億単位の金が動く極秘ポーカーの主催者に瞬く間にのしあがっていく。FBIに逮捕される朝まで――。謀略に満ちた裏社会の回顧録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たみき/FLUFFY

8
ハリウッド俳優や有名投資家が、こぞって行きたがったポーカーゲーム経営者、モリー・ブルームの本人による著書。コロラドでスキーに打ち込んでいた女性が、コンプレックスにより、身ひとつで、ロサンゼルスへ。そこで「拾われ」だも同然の状況から、その能力(観察・交渉など)を磨いて成功〜徐々に歯車が合わなくなるまでが書かれている。モリーを「拾って」「育て」たリアドンなる人物は、言ってみればパワハラ、セクハラ男だし、彼女が独り立ちするまではほぼブラック企業。そんな中で成長していくモリーは、考え方もそちら寄りになる。2018/05/11

Mana

4
ジェシカ・チャスティン主演映画の原作。映画をこれから見る人は、この本を読んだ方が楽しめると思うけど、裁判の結果に触れてるあとがきは読まない方が良い。ハリウッドセレブたちが通っていたポーカーゲーム経営者の回想録。彼女のゲームに通っていた投資家の金融犯罪とか、ロシアマフィアがいたこととからFBIに目を付けられてしまいゲームは閉鎖。彼女はお金を没収されてしまったこともあり本書を出版。そうそうたる名前が並ぶけど、もっと名前を出せば契約料が上がったにもかかわらず、既に名前が割れている人しか出していないそうです。2018/05/13

バーベナ

3
いったいどのタイミングだったら、このゲームから上手く降りられたんだろう。モリ―が常識的で努力家なのが伝わってくるだけに、ついそう考えてしまう。でも、それは余計なお世話。お酒の飲めないバーテンダーほど、とびきり美味しいカクテルをつくるように、モリ―にとってポーカーは手段。それを最後まで見失わなかったのが凄いと思う。彼女は今後どんな暮らしをするんだろう。2018/06/28

Bom-birdman

2
 成功の復讐。グレーゾーンから外れないように運転していたら、道は黒くなっていた。気が付いても降りることはできない。モリーのポーカービジネスは成功した。しかし、このビジネスを続けていくと破滅する。なぜなら常に新しいお客が必要だから。客を増やそうとすると、トラブルメーカも混じる。上客だって、トラブルメーカになる。なぜならゼロサムゲームだから。モリーに降りるタイミングはあったのだろうか? それはない。なぜなら自分を認めてくれる場所は、そこしかない。人生ってこうだよね、簡単には降りられない。2018/08/29

三鷹台のすずめ

2
映画が非常におもしろかったので読んだ。映画で重要な役割だった弁護士や最後の父との会話は創作なんだろうが、波乱万丈の人生を正直に書いていると思えた。映画になく本書にあると思ったのは最初の上司への愛情。映画では変人とした思わなかったが「どんな大学院へいくより勉強になった」モーリのビジネススタイル(?)の基礎となり多大な影響を与えたのは間違いない。2018/07/24

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