富士見L文庫<br> 吉祥寺のパン兄弟 祖母が遺した焼き立てバタール

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富士見L文庫
吉祥寺のパン兄弟 祖母が遺した焼き立てバタール

  • 著者名:半田畔【著者】/市川けい【イラスト】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2018/05発売)
  • せまる年の瀬!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~12/15)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040727448

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内容説明

唯一の支えだった祖母の死をきっかけに、絶縁状態だった二人の兄弟が再会。祖母が残した「やどりぎ手帖」を元に、ベーカリーを復活させようとするが……? 凸凹兄弟がパンと一緒にお届けする、心あたたまる物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

57
腹違いの兄弟の確執というテーマをしっかり書いていただきたかった。長年続いてきた、連絡を取り合わないほどの関係なら、ちょっとした口喧嘩のみでなあなあになってしまうということはないだろう。2018/05/16

よっしー

28
タイトルが気になり、手に取りました。異母兄弟が、祖母の死をきっかけに、祖母が営んでいたパン屋を継ぐ所から物語が始まりました。完璧に祖母の味を再現できる兄と、不器用だけど接客に関しては才能を発揮する弟。お互いにぶつかることも多いけれど、常連を大切にしながら新規の客もゲット経営ぶりに好感がもてました。だからこそ、父親の店を潰すやり取りが何だか…と感じてしまいました。まあ、結果オーライでしょうか。2023/12/23

メルル

24
パン屋を営む最愛の祖母が亡くなり、絶縁状態にある異母兄弟が祖母の店を復活させるために手を組んだ。喧嘩ばかりの兄弟だか、兄弟らしい見事な掛け合いで微笑ましくもある。祖母が大好きという共通点がこのふたりの武器だったりもする。そして、みそじいの存在が大きい。みそじいが温かく見守ってくれていると思うと安心感がある。こだわりの味と温かい接客。近所にあれば常連になること間違いなし。しかし、お父さんのことは放って置いていいのだろうか。2018/06/06

月の実

23
図書館本。宿塔馬は大好きな祖母が亡くなり、その祖母の通夜で七年ぶりに絶縁状態だった兄・築城と再会。顔を合わせれば、いつも喧嘩ばかりで何もかも正反対な二人が、祖母を想い、祖母が遺したベーカリーを復活させようと奮闘します。コミュ力難ありだけど素晴らしいパン作りの腕を持つ築城と、超絶不器用だけど持ち前の観察力とコミュ力で接客をする塔馬、、。最初はトラブルや方針で衝突してしまう二人が、終盤、とある誤解も解け、お互いの良さを活かし、お店を切り盛りする姿に胸が温かくなります。(続く↓)2024/09/15

しましまこ

19
パン買い。クロワッサン食べたい。2018/08/11

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