日本国憲法「改定」

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日本国憲法「改定」

  • 著者名:和田政宗
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • すばる舎(2018/05発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799106778

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内容説明

生活者視点からの9条論議の正しい論点提起と、そもそも自主憲法のあり方を考えるための基本書。

国政の最前線で、日本の国益を考え行動する若手議員として熱い支持を受ける、「平成の独眼竜」こと、和田政宗参議院議員による、憲法改定を考える一冊。

2017年5月3日、安倍首相から2020年をめどとする憲法改正のビデオメッセージが出された。特に9条1項、2項を残しつつ、自衛隊銘記を盛り込むという「改正」論を提示されたが、結局、その後の朝鮮半島情勢の悪化から、自衛隊明記だけでは不十分とも言える事態になっている。

戦後日本の最も大きな問題点は「自衛権」を行使してこなかったことである。
今、国民的な議論が必要なのは、ただ条文を改正するだけではなく、「自衛権をいかに行使するか」という段階に入りつつある。

本書は和田議員の「憲法に関する見識の深さ」「文章のわかりやすさ」「論点の根拠と目的がはっきりしていること」「抽象的な政策論ではなく、具体的な生活者目線」「文化背景、歴史からみた日本という国のかたちを体現する憲法議論」という点が優れている。事実と根拠に基づいた生活者視点から憲法改定を考える書籍になる。タイトルは「改正」ではなく、あえて「改定」としている。

目次

第一章  今、憲法第9条の「改定」が必要な理由
第二章  憲法「改定」の目的と国のかたちを考える
第三章  9条以外の、現行憲法の問題点と論点
第四章  憲法「改定」試案

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jun

1
「敵地攻撃能力の保有は現憲法でも可能だが、国を守る軍=自衛隊という事が記載されてないため、中国、北、露などは一発食らってからしか反撃しない、という事を利用している」「憲法上、相手国の領土に自衛隊が入り、自国民を救出できないとの答弁が出てる。北朝鮮はそれを知っていた。国家として拉致した、と言われると実力で救出することは出来ないのだ」2020/07/19

いたchan

0
タイトルが気になって手にとって読みました。 日本国憲法には、非常時や戦争時に国土や国民を守るため、政府や国民が何をすべきが明記されていない、憲法に書いていないからとみすみす国土が攻撃を受け、国民の命が失われる可能性がある。憲法上できないので何も行動できないとすれば、憲法守って国滅ぶ、本末転倒である。 各国は憲法制定後に複数回の改正を行っているが、日本国憲法はまったく改正されない最古の憲法だそうな。 とにもかくにも、現在のままで国を守れるのか、それを理解するきっかけとしては大変よい書ではある。2022/06/05

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