内容説明
子供のころからクラシックバレエを習い、バレエの舞台も数多く観てきたフリーライターが、改めてバレエの魅力を掘り下げるべく、専門家の協力を得ながらまとめあげた辞典形式の一冊です。
素敵なイラストを添えながら、観る人も踊る人も含め、バレエを趣味とするときに「知っておきたい用語」を掲載しています。
掲載する用語はさまざま！
クラシックバレエ誕生から現代までの歴史をひも解きつつ、バレエの代表的な演目や役柄、振付家やダンサー、舞台用語から踊るうえでも観るためにも知っておきたいパ（ステップ）の名称やトリビアまでを、愛らしいイラストとともに丁寧に解説しました。
また、新国立劇場バレエ団のプリンシパル、米沢唯さんへのインタビューや、チャコット衣装部への取材や、ポワント（トゥシューズ）の魅力解説など、美しい写真がいっぱいのコラムも盛りだくさん！
これからバレエを知りたいと願う初心者から、長くバレエを愛好しているファンまで…「バレエの世界」を愛する方々のために、心を込めてお届けします。
目次
バレエの歴史
・ルイ14世統治下のフランス
・ロマンティック・バレエの時代
・チャイコフスキー3大バレエ
・ディアギレフのバレエ・リュス
・バレエ・リュス後、世界への広まり
・20世紀後半の偉大なダンサーたち
・ジャンル別・名作バレエの数々
用語集
・あ行～わ行
Column
・新国立劇場バレエ団プリンシパル 米沢唯さんインタビュー
・トウ・シューズで踊る秘訣って？
・美しいチュチュを作るためのこだわり
・監修者＆著者のお気に入り 名作バレエDVD ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずな
12
バレエ研究中。雑楽的なおもしろさ！イラストも可愛い。でもこんなちっちゃい文字読めへんわ…というページもあって。米沢唯さんのインタビューとかコラムが特に良かった。2021/05/12
こなな
10
辞典だけど最初から読んでも楽しいし、可愛らしくて手元に置いときたい。でもデガジェがなかったからつけたした。ノートにもできる。お気に入り。2020/08/25
Monsieur M.
8
かわいらしいイラストを用いて、技やテクニックの解説から、有名なダンサー、主要な作品のあらすじまで。わたしのように、バレエを観るのは好きだが習ったことがなく基礎的な知識もない者には打って付け、座右に置いてふとしたときに参照するのに最適。ますますバレエが観たくなる一冊。2019/12/17
海戸 波斗
4
良き師に巡り会いたかった。歴史のある流行りもの。パリオペラ座ですら衰退の時期があったのだから、底辺を搾取するのは、義務教育の部活動からバレーボール協会が会費取るようなもの。本の感想は、ステキなイラストありがとう！2022/06/10
merci
2
☆☆バレエに関する情報が盛りだくさん。五十音順なので、読み物としてより、さらっと読む感じ。2023/05/29
