内容説明
「ダウン症のイケメンタレント」として、NHK「バリバラ」などで活躍中のあべけん太さんの初エッセイ集。55回試験を受けて合格した運転免許のこと、趣味のレスリングや絵画のことだけでなく、相模原障害者殺傷事件などについて語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
23
ダウン症のイケメン、ものの見方や捉え方が前向きでいい。挫けたり失敗したりしても、かわいらしさがある。障がいというフィルターで見てしまってるんだろう自分を感じた。知的障害者じゃなくて、すてき障害者ですよ、は名言!家族にも周りにも愛されてて、駄目なところは叱られていい関係を築いている。こども園で何年か前に担当したダウン症のSくんのことを思い出した。いたずら好きで偏食で頑固だったけど、甘え上手でかわいかった彼。こんなふうに大人になってくれたらいいな。2023/09/28
ryo
11
みんなが、あべさんやあべさんの周りの人たちのような考え方ならみんな生きづらさを感じずに済むのかなぁと思いました。あべさんの家族と部長さんが、素敵だなと思いました。2018/03/15
消しゴム
7
私も辛いことがあっても、「今日もいい一日だった。楽しかった。」と言って眠るようにしました。前より良く眠れるような気がします。ありがとう、けん太君。大切なものは笑顔だよね。2017/11/15
Humbaba
4
間違ったことをしてしまったときに本気になって叱ってくれる。叱られている最中は嫌に思うこともあるが、後から振り返ってみればそのような相手がいるというのはとてもありがたいことだとわかる。叱ってもらえば自分を見つめ直して改善することが出来るが、放置されればいつまでも間違い続けることになる。2017/11/29
Kaoru
3
お母さんが亡くなった日の日記になんて書いたらいいのか悩んで、今日も1日楽しかったって書いた。お母さんは 喜んでると思う。生きていることが、楽しいって子供が言ってくれる事は親として最高に嬉しい。無理しているのではなく、本当に楽しんでくれているのが分かる2021/08/20