内容説明
奴らは敵か?味方か?家の中で見かけた得体の知れない妙ないきもの。
「こいつはなんだ!?」「どうしよう?」「触っても大丈夫かな?」などと思ったことはないでしょうか?
本書は、家の中にいる生きもの、つまり私たちにとって最も身近な生きものたちの生き様を紹介した生きもの図鑑です。
「NHK夏休み子ども科学電話相談」でお馴染みの久留飛克明先生が、家にいる生きものの立場にたって、彼らのキモチを語ります。
奴らがなぜそこにいるのか、どこから入ってくるのか、家の中で何をしているのか、好きなものや苦手なものは何かなど、得体の知れない奴らの正体が解き明かされます。
思わず笑ってしまうようなユーモラスなイラストと、なぜか関西弁で語る家の生きものたちの姿も楽しい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡部敬史/おかべたかし
109
昆虫図鑑といえば、クワガタとか蝶が主役ですが、この本の主役は家にいるゴキブリとか蚊とか蜘蛛ってところが素敵な着眼点だし「暖房のきいている暖かい部屋が大好きや」BYチャバネゴキブリ など、虫目線の話口調の原稿も実に楽しい。傑作。村林タカノブさんのイラストもいい味ででます。おすすめ2019/09/14
kinkin
95
2001年から2017年まで大阪府営箕面公園昆虫館館長をつとめ現在は非営利団体昆虫科学教育館で活動を行っている著者。家の中や外に住む生き物たちにスポットをあてイラストで解説している。ダニ、ゴキブリや蚊。外に出ればハチなど。だいたいが嫌われ者だ。小さくて普段気をつけないとわからない彼ら。昔からいるのだろうけど住宅環境が変わって見ることが減ってきたようだ。全部で64種(人もはいっている)大阪弁の解説文が怪しさを高めているように思った。2019/02/07
鱒子
67
図書館本。人間にとって身近な生き物の本。屋内編と屋外編に分かれています。実は本書のおかげで個人的大発見が!!去年まで住んでいた家のブロック塀。そのてっぺんの苔にヒョロリと生えた小さな植物。かわいいな、なんだろうコレ?と思っていたのですがーーp148クサカゲロウの卵「優曇華の花」と判明!!偶然に読んだこの本のおかげです。読書の醍醐味を味わいました。嬉しい。2020/01/30
あん
63
会いたくないけれども、家の中に絶対にいると思われる生き物たちをたくさん紹介した生物事典。明るい所と暗い所、湿った所と乾いた所を座標軸にした図、「どんな生き物が、家の中のどこにいるか図」が大変役に立ちます。家の中の生き物たちに対する、言われなき誤解に気づかせてくれる一冊です。2018/07/15
きみたけ
47
著者は箕面公園昆虫館館長の久留飛氏。探偵ナイトスクープで何度か昆虫担当で出ていたので知っていました。よって関西弁でも違和感はありません。家の中や周りに住む生き物たちを紹介。基本的に嫌われている虫のオンパレードなので少々テンションが下がりました😔 カマドウマは子供の時見たけど今は見てないし、ノミは2メートルとか跳び過ぎ、カメムシが洗濯物に付いた日にはがっかり。。。ハシブトカラスはゴミ収集日も知っていてとても賢いです。取り敢えずスズメバチ、ヒアリ、チャドクガ辺りには気を付けましょう😆2021/03/15
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