- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
プロは何を考え、どういうトレードをしているのか?
仕事として株のトレードを行なっている以上、リスクをコントロールしながら継続的に利益を上げ続けなければならないのが、証券会社の自己売買部門。そこで働くプロが何を考え、何をしているのかは、個人投資家にとっても役立つ情報といえます。
本書は、著者が二十数年というディーラー(プロップ・トレーダー)人生を通じて経験したこと、そしてディーリング部門のマネジメントをしながら「大切だ」と思うポイントを体系的に構成してまとめた、これまでにない切り口の株式投資ノウハウ書です。
著者は、ピーク時には月に2億円以上を稼ぐなど、業界では有名な株式ディーラー。業界屈指の自己売買部門を抱えることで知られる山和証券の執行役員ディーリング部長(兼シンガポール支店長)を務め、50名近いディーラーを束ね、マネジメントと育成を行なっています。
株式ディーラーというと日計り(デイトレ)専門と考える人もいますが、最近はコンピュータによる超高速売買に対抗する必要性もあり、コンピュータと競合しないスイングトレードや中長期のポジションを持つケースも増えています。
本書では、それぞれの時間タームに応じた考え方やトレードノウハウを取り上げるとともに、メンタルの重要性と、メンタルを保つコツについても知見を紹介。
トレーダーとして大切なことはプロも個人投資家も共通しているため、すべての個人投資家が座右に置いておきたい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
6haramitsu
2
まとまっていて良かった。やっぱりプロは根拠を求められるからとても勉強しているんだなあ。個人投資家は気楽。マイルールは必要だけど。全て基本的だけど、MACDの説明など参考になる。2019/07/28
あらびっくり
1
内容的には今一つ。特に新たに使える手法についてはありませんでした。株式ディーラーの歴史について触れられていますが、すでに利用できなくなってしまた情報ばかりなので、これから先の株式投資をする個人投資家にはあまり役立ちません。2021/10/16
美東
0
”「株式ディーラー」という言葉は、実は日本でしか通用しません。(中略)海外では、ディーラーではなく「トレーダーという呼称が一般的です。” 冒頭こうあるが、本書はタイトルから最後まで「ディーラー」で通してます。2018/10/11
Miyuki Yokoshima
0
評価:★★★2018/05/13