内容説明
競馬関連の書籍としては異例の大ヒットとなった、競馬予想家・TAROの『回収率を上げる競馬脳の作り方』の第二弾。
前作では馬券を買うための心構えから馬券の買い方、オッズマネジメントといったことがメインで解説されたが、今作はより具体的に競馬予想家・TAROはどのようにして勝負レースを絞り込み、勝ち抜く馬を見極め、回収率を上げているのかを解説。
枠順、馬場、展開という競馬における最も重要なメソッドと、溢れる情報を以下に取捨選択するかを実際に的中させたレースだけでなく、ハズしてしまったレースも含めて解説。
「こんな馬券買えないよ……」とハズレ馬券を握りしめながら悔しい思いをした競馬ファンの方は数多くいると思います。本書を読めば、そういった“買えなかったあの馬券”を手にすることができるかもしれません。
【主なコンテンツ】●氾濫する情報の取捨選択方法●一芸を磨けば的中率は飛躍的に上がる●データの嘘、結果の嘘を見抜くワザ●過去のレース映像には金脈が埋まっている●惜しいハズレより大ハズレのほうが筋がいい●レースを回顧する力と予想力は比例する●馬柱から簡単に穴馬を見つける方法●買えば儲かるミルコ・デムーロ研究
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんパパ
12
昨年一年、重賞中心に投票してみた。社会勉強をかねて。馬券の組み合わせなどを試しながら。初めてみたら情報がありすぎて逆に迷ってしまうことが多くなった。本書は基本と言うべき3つに絞って予想家の思考パターンの一端を見せてくれる。今年は印にひきづられない予想を試してみよう。あくまでたしなみ程度で。2020/01/24
dice-kn
4
これまで予想で枠・馬場・展開について考えなかったことはないけど、それほど重視はしていませんでした。皆と同じように予想すると当たっても戻りが少ない・・となると、本書を参考に自分オリジナルの予想スタイルをつくっていく方がいいのかな。競馬の楽しみが増すような、良いきっかけを与えてくれた本でした!2018/08/24
anken99
3
TARO氏の競馬本はたぶん2冊目。その予想術は、意外にも基本に忠実ともいえる。自分自身の投票スタイルと似ている部分もあったので、うまくミックスさせて馬券検討に生かしていきたい。2020/08/14