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内容説明
2017年のEPA合意によって、ヨーロッパでの日本製品のシェアを奪い返すための格好のチャンスがやってきた。ヨーロッパ人の思考の癖を知りつくしてセールス技術を磨けば、良質な日本の製品は必ず売れる。大手商社マンとしてヨーロッパでの取引に従事したのち、現地で起業してさまざまなビジネスに関わってきた著者が、現地の商取引慣行や暗黙のルールとして横たわるビジネス作法について論じ尽くす。自らの体験に即して惜しみなく公開する、新時代のヨーロッパビジネス術。
目次
はじめに──今こそ巻き返しのチャンス/第1章 ヨーロッパ人の性格地図とそれぞれのビジネススタイル/第2章 日本人が見たヨーロッパビジネスの現実/第3章 ヨーロッパ人が見る日本と日本人/第4章 日本とヨーロッパのビジネス文化の違い/第5章 ヨーロッパで日本の輝きを取り戻す/第6章 ヨーロッパビジネスで成功する八つのポイント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
20
2018年5月の本。ヨーロッパは5億人の市場。4つの人種。言語は様々、よって英語は大体でよい。常識は異なる。水が硬水なので機械の故障が多い。契約の考え方も異なる。理解はできない、いつまでも日本とは違うぞ、という気持ちを持つこと。ヨーロッパを舞台に商売された方の自伝的なエッセイ。ヨーロッパの人は日本人に比べて暗くても、よく見える、というのは本当か?細かい違いにも触れられている。2021/02/11
Kentaro
5
ダイジェスト版からの要約 日本では、約束は守らなければならないものです。約束を守らないと、それ以降は信頼できない人だのと烙印を押され、まるで取り合ってもらえなくなります。ところが、ヨーロッパ人には、人間はミスをするものだという考えが根底にあり、約束は守られないことがあっても仕方がないと考えるのです。約束は必ずしも守られるものではないので、契約書をつくるときには、契約書通りにできなかった場合の対処の仕方を、両者で取り決めておくのです。ペナルティーに関する取り決めなので、「ペナルティー条項」と呼ばれています。2018/06/19
kousan
2
実体のビジネス経験をもとに記述されているので、説得力が有る。この本は欧州の内容であるが、チャイナでも東南アジアでも同じ様に、ザ・日本人は苦戦していると思う。この本にはかかれていないが、異文化マネジメントを義務教育課程にする事は必要だと思う。2019/12/30
NEBA
0
筆者の経験を基にした本書。ヨーロッパではタイプ別に性格の違いがあるが全体的に個人主義的で大雑把。郷に入れば郷に従えはどこでも言えることだが、日本型がベースで挑んでもむしろ足を取られるだけなので、現地の日本好きスタッフを雇って市場調査やビジネス展開をしていくと日本型との多少の誤差直しですんなりいけるかも。取り引きはヨーロッパに分があるので、はっきり強く言ったほうが得策。2022/06/22
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