暗闇でも走る 発達障害・うつ・ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

暗闇でも走る 発達障害・うつ・ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由

  • 著者名:安田祐輔【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2018/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062210423

ファイル: /

内容説明

発達障害による生きづらさ、父のDV、家庭不和、継母のいじめ、非行、居場所のない少年時代……悪循環に流され18歳を迎えたある日、父のうらぎりから心に宿った決意、「暗闇から抜け出すには大学に入って人生を変えるしかない」。偏差値30から猛勉強し一流大学へ。大企業へ入社するも、うつ・ひきこもりに。そこで多くの人と出会い生きる使命に気づく。やがて日本初の大規模な不登校中退者の進学塾を立ち上げるまでの感動実話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

100
発達障害にしてDV家庭で育ち、いじめ、非行、鬱、引きこもりと暗闇でうずくまる。幸せになりたいと祈るようにうめく不器用な少年。帯にある「偏差値30から一流大学へ」というサラッとした文とは違う。一歩を踏み出すまで、そして踏み出したあとも焦れてガッカリしイライラした。私がこうなのだから、本人の感じる不甲斐なさは如何許りだったか。「でかした」と喜んだあとにまた続く挫折。小説だったら、いけずな作家を嫌いになっているに違いない。後半の疾走感。爽やかさが突き抜ける。優しい笑顔の理由は、最後の一文にある。涙がこみ上げた。2019/07/13

ねお

12
「人の痛みがわかる立派な人間になりたかった」という筆者が不登校・中退者の進学塾キズキ教育塾を作るまでにぶつかった困難とそこから学んだことが全て今に生きているという「物語」。本書に何度か出てくる政治哲学者マッキンタイアの言葉ー「「私は何を行うべきか」との問に答えられるのは、「どんな(諸)物語の中で私は自分の役を見つけられるか」という先立つ問に答えを出せる場合だけである」ーは、筆者の人生を物語に仕上げる。筆者の役割は、自身も経験した発達障害、鬱や引きこもりに悩む人に、やり直しのチャンスの場を提供すること。2020/11/30

佐藤一臣

10
生きづらさを抱えてきた著者のサクセスストーリー。変えられない境遇や性質を抱えたまま自立するには、周囲からの多大なる複数の助けが必要であることに共感する。その周囲からの多くの助けをもらうには、ありのままを曝け出すこと、誰かのための役割をライフワークとすること、の2つが前提にないといけない気がする。曝け出せず、自分の為だけに生きると多くの助けは来ないなあと実感。私は2つともできてない。今後もその予定はないので、社会的なサクセスはやって来ないだろう。そこそこの幸せは少数の助けと好きなことをするで達成できる。2022/09/12

しょうご

9
‪以前あった天狼院書店のイベントで知りました。自身のつらい経験から、挫折をしてしまった子どもたちのための塾をつくったお話です。やり直せたら失敗ではなく経験になるし、そういう人たちを支えていける世の中になればステキだなと思っています。‬2020/05/14

絵美

7
育った環境や うつになった経験も超えて、中退からのひきこもり・不登校の子たちのために 塾を起業した彼は、本人が言うように いくつかハンデとなる発達障害のような特性もあったと思います。 けれども それ以上に、生命力というか 持って生まれたとしかおもえないほどの強さを感じました。 優しいだけでは 他人を救えない、彼には優しさと強さが両方あるからこそ 成し得た事だと思います。2019/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12698972
  • ご注意事項

最近チェックした商品