単行本<br> 別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った

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単行本
別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った

  • 著者名:宇都宮直子【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 中央公論新社(2018/04発売)
  • 中央公論新社 GW特大フェア ポイント40倍!(~5/12)
  • ポイント 560pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120045547

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内容説明

稀代の俳優との20年の交流を綴る。世間を騒がせた太地喜和子との大恋愛をはじめとする、独特の恋愛観、役作りのために歯まで抜く芝居への情熱、ごくわずかの限られた知人にしか見せなかった死去直前の病室の様子まで。知られざる素顔を描く。『婦人公論』連載の書籍化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

21
著者と三國連太郎、夫人の関係がイマイチ分からぬまま読んでいた。彼独特の語り口のようなものは分かるけど、著者は三國連太郎という俳優の何を伝えたかったのだろう。むしろ三國連太郎とのインタビューとして構成してもよかったのかもしれない。関係ないが、ずいぶん前に洋画に出ていた男優が彼とよく似たタイプだったけれど一体誰だったのか今も思い出せないままだ。「マルサの女2」で演じた教祖役はとてもよかっt。2014/09/06

Madoka.@書店員復帰を目指し中!

10
三國連太郎という一人の役者の全てが覗けるという感じの一冊。三國連太郎のエピソードというのは役者魂を感じるものばかり。おっとりとした性格だが、芯が通った方だというのが見受けられる。三國連太郎の奥さんはすごく人間ができた方なんだなと感じた。こういう人になりたい。2014/04/07

さざなみ

3
」「三国廉太郎 彷徨う魂へ」が貸し出し中、仕方なくこの本を読んでみる。なくなられた直後の作品で特異な人物像が作者しか知ることのできなかったエピソードを絡めて明るいタッチでまとめられている。 「大地喜和子との恋」をはじめ不倫についてもあっさりと悪げなく流されており、物足りない記述が多かった。 2020/11/13

繻子

3
タイトルとデザインに負けて購入しました。こういう、身内にしか分からない、自身の為だけ(にも見えてしまう)エッセイも、こういうものだと思えば読みやすいです。ただ、やっぱり、タイトル負けはしているとは思います。三國と夫人を敬愛していたことは、伝わってきました。2014/12/24

osakaspy

3
著者が親しすぎて批判精神が足りない、心酔してしまっているから掘り下げが浅い。俳優としての故・三國連太郎氏よりも、三國夫人と三國氏の家庭内の素顔の方の記述が多く、物足りない。三國氏を語る上で欠かせない、実母の秘密、女性遍歴、最初の妻、大不倫した女優・太地喜和子さんに関する記述も既に出版されている書籍の方が胸に迫ってくる。三國氏の人生における愛は最初の夫人の裏切り、若い頃最初に結婚した時点でさえ乾いていた、終結してしまっている、虚無的。三國氏の家庭での意外な素顔、三國夫人の懐の大きさと素顔と魅力を知るにはよい2014/04/22

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