- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
ギスギス・鬱々した不穏な空気が漂い、人が逃げていく職場には共通する特徴があります。
その根本にあるのは、人が生き生きと働くためのモチベーションとなる「成長していく感覚」を職場が阻害し、「ここにいたら潰される!」というネガティブな感覚すら与えてしまっているという問題。
では、そんな職場を変えるにはどうしたらいいのか?
数多の職場を見てきた職場のメンタルヘルス・コミュニケーション対策の第一人者である著者が、人が集まる職場・逃げる職場それぞれの特徴を例示しながら、忙しい中でも実践できる解決策をお教えします。
「服装を使い分ける」「“かりてきたねこ”で叱る」「フィードフォワードする」「2.5人称の視点を持つ」etc…
確かな理論と経験に基づくノウハウを気楽に取り組める形にまとめ、豊富な図解でわかりやすく紹介。
管理職や職場の停滞感に悩む人必読の一冊です。■内容(抜粋)
▼人が集まる職場は、カウンセリングする/人が逃げる職場は、コーチングのみ
▼人が集まる職場は、フィードフォワードを行う/人が逃げる職場は、フィードバックのみ
▼人が集まる職場は、「かりてきたねこ」で叱る/人が逃げる職場は、その場で感情的に叱る
▼人が集まる職場は、等身大の上司がいる/人が逃げる職場は、エリート上司がいる
▼人が集まる職場は、部下の成長が上司の評価になる/人が逃げる職場は、部下の指導はプラスαで行う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わえ
4
全体を通して普通の内容といった印象。 サーバントリーダーシップの考え方はいいなと思った。リーダーが上に立って皆を引っ張っていくという△構造よりも、リーダーが縁の下の力持ちとなって、「この人についていきたい」と思わせるような、▽構造に憧れた。 成長感覚を大事にする考え方は、言葉や表現は異なるが直近に読んだ『転職の思考法』でも述べられていたと思う。つまり、マーケットバリューを徐々に上げつつ徐々に困難な環境に向かっていくRPGゲーム思考に通じていると思う。2021/06/24
ひめぴょん
4
人は働く中で“成長感覚(上昇感覚)”を得られないと心が折れてしまう。人生レベルでどう幸福になるかというところまでサポートできる職場には自然に人が集まってくる。こころが折れにくい人は“風の乗り方”がうまい人でもある。その反対の状況は「ここにいたら潰される」と逃げられる。人が集まる職場は、プライベートな話が盛り上がる。和気あいあいとした安心できる雰囲気。適度にワイガヤ。がっつりの飲み会ではなくコーヒーブレイクで適度な親密さを保つ。辞めていく人とも良い交流が続く。成長段階に合わせて仕事を振る。 2019/07/24
snake
3
人が集まる職場にいちばん大事なことは傾聴かなと思った。相手の話をよく聞いあげる、それだけでも相手に安心感を与えることができる。あとは挨拶、信頼されている人は挨拶からエネルギーに満ちていると思う。2020/09/24
Haru
3
企業として従業員が集まる職場とはどういう環境なのかを人間関係と結びつけて書かれたもの。机の位置など細かな方法論も書かれているが、何よりも人間関係が原点にあることが読んでいてつぶさに感じられる。上司と部下の関係は大きな影響を及ぼす。著者は特に2.5人称視点を意識することを強調している。1人称視点では個人的な考えだけで相手のことを考えた意見が言えない。2人称視点でも感情が入ってしまう。相手のことも考えながらも俯瞰したアドバイスもできる2.5が良い。またアドバイスはポジティブなことを言ってから。2019/06/12
Jackie
2
会議がやたら多い、申請内容・手順がやたら複雑、異動がほとんどないなど自分の周りでも改善できそうな部分が多く耳が痛かった。日々の仕事ではもちろん大変なことや辛いことも多くあると思うけど、トータルで楽しかったとかよくやったよなという達成感のようなものが上回ればいいかなと思う。残りの会社生活は自分が何かをするというより若い世代の人をサポートしてあげる感覚がちょうどいいのかもしれない。2025/08/21
-
- 電子書籍
- 暴君天帝様から選ばれたくなかったのです…
-
- 電子書籍
- 忍者ルネッサンス!
-
- 電子書籍
- 夕陽妄語3 2001‐2008 ちくま…
-
- 電子書籍
- 夜と血のカンケイ。(3) 電撃文庫
-
- 和書
- 延平答問 中国古典新書