内容説明
いま世間には、「健康にいい」「脳にいい」と呼ばれる情報や物があふれています。でも、中には首を傾けたくなるものも少なくありません。もしも、自分は「よかれ」と思って取り入れていることが逆効果だとすれば、早く気づいて修正するに越したことはありません。本書は、そのようなケースを9つ取り上げています。もちろん、16万人におよぶ脳のMRI画像の研究や診断などを行ってきた著者自身が、脳の健康を保つために日々実践していることも交えて「脳にいい習慣」もやさしく説き明かします。中高年を過ぎると、脳の萎縮(いしゅく)のスピードが速い人と遅い人との間では、大きな差が出てくるもの。つまり年齢以上に脳が速く老ける人もいれば、脳を若々しく保ったままの人もいるのです。そこには生活習慣が大きく影響しています。今からでも十分間に合う! 脳を健康にする習慣を身につけて、いつまでも若々しい脳を手に入れましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまりりす
12
読み友さんの読了本から♪なんというか、生き方指南のような本でした。生活習慣と心の持ちようがとても大切なんだなぁと感じました。好奇心って大切なのね。面白かったです。2016/11/26
ココアにんにく
6
著者の『「好きなこと」で、脳はよみがえる』が面白かったので本書も見つけると即読みました。脳の体積維持したい!印象に残った内容…①親からほめられた子供と罵声を浴びせらた子供の脳の違い②年齢に関係なく成長する海馬③海馬の天敵ストレス④前頭前野のクールシステムの話とマインドセッティング⑤雑情報に振り回されて食生活が偏る弊害。⑥睡眠、眠れない時実は…や昼寝⑦早朝時間の活用⑧主観的幸福度の低い日本人…他者と比較する傾向 一番嬉しかったのが楽器演奏。「耳コピ」が脳の活性化にきわめて有効なんですね。私も好きです2018/07/14
サトシ人生サボらない隊
4
タイトルそのまま、脳科学者が書いた脳にいいこと、悪い事が分かりやすく書かれています。仕事、家庭、趣味、等々生きていくうえで参考になります。2025/05/09
abc99deg99
4
睡眠は脳のゴミをとる、早歩き、デュアルタスク、周辺の景色等から別な事を考える、見た目は中身2020/01/26
砂希ちま
4
義母が認知症で要介護状態です。私はおばあちゃんになっても元気でいたい。脳を萎縮させない生活をしたくて購入しました。ポジティブシンキング、趣味を持つ、バランスよく食べるなどは実践ずみです。しかし、少なくとも6時間半は睡眠をとる、という部分ができていません。老後、娘に迷惑をかけないためにも、睡眠時間を確保せねばと決心しました。2016/12/15
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