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内容説明
わが子にはできるだけ良い教育を。でも、「お受験」なんて、セレブを気どる親の見栄やエゴでは……。そうではない。教育とは、欲張りくらいがちょうどいいのだ。ましてや、「ゆとり教育」の公立小学校に、大切な六年間を任せられないのは当然! 本書では、変革し続ける私立小学校を徹底レポート。慶応や早稲田の附属をはじめ、超人気の伝統校から、画期的な四・四・四制に挑む新興のノーブランド校まで、約40校の特色を紹介する。そして、父親としての「お受験」体験を基に、合格のノウハウを指南。「お受験は幼稚園選びから」「学校説明会でのポイント」「願書は合格の登竜門」「信じてはいけない噂の数々」など、具体的なエピソードを交えて紹介する。お受験とは、合格しようと思えば思うほど、親子の関わりを増やさなければならないことが身にしみてわかるはず。はたして、難関を突破できた親子は、どこが違うのか。子育てを、真摯かつ冷静に見つめた好著である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
7
学校を選ぶ際には、ブランドではなくて自分の子どもがどのような性格で、そしてどう育ってほしいかを考えることが大切である。その部分を見失ってしまえば、才能のある子どもであっても受験には失敗してしまう。受験の合否が人生の成功や失敗に直結するわけではないが、努力が報われるように努めることは大切なことといえる。2016/09/26
shigoro
5
お受験の良し悪しは置いておくとして、一流の私立にはそれだけ頑張って行く価値があるようだわ。公立と比べて先生・カリキュラム・施設が圧倒的に良い。お受験の内容は、ペーパーもあるが、行動規範に主を置いているところもある。自然と成長すれば身につきそうなことだが、先回りしてアドバンテージとして築き、例えお受験に失敗したとしても、成長してればOKかも。無論、失敗し傷ついた精神的なフォローは必要だけど。 2011/12/24
Humbaba
4
名門小学校に子供を入れようと思えば,かなりのコストがかかることは事実である.そのコストをどう考えるのかは各家庭によって異なるだろう.ただし,名門と呼ばれる学校は,その名に恥じないレベルの教育を提供していることは事実である.2013/02/13
かずら
1
私立小学校受験を父親として体験した著者が、名門小学校に入るにはどうすればいいのか語ります。私立の特色、親自身の考え方など、読み物としてはよくまとまっています。エピソードも面白いです。しかし自分の身に置き換えて考えると、「ここまでやりたくはないな」と思います。子どもの送り迎えをするときの服装をチェックしたり、系列校の行事に行った回数を数えるくらいなら、合格者をくじ引きで決めたほうがまだ健全だと感じてしまいます。私自身、公立出身だからそう思ってしまうのでしょう。2013/12/10
Naota_t
0
私立小学校に通うのは全体の5%、元々母体数自体少ないから奇異や好奇の目で見られるものの、本書の「お受験」に奮闘する親子・子どものエピソードは興味深かったが、「これはどこか異常だ…」と思ったのも紛れもない気持ちだった。 年中さんから塾に(複数)通って、夏期講習だの模擬テストだの、お受験のための思い出作りだの、親の恣意ばっかりで子どもが少し無念に思えた。 自己決定できない年齢だから、良い方向へ親が導いてあげるのも分かるけども。 (にしても、関東は“ブランド志向”が非常に強いと思うのは自分だけだろうか) 2014/06/14
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