内容説明
母親とふたり暮らしの凪の相棒マネコは、まねき猫と黒猫の姿を行き来し、会話もできる“化け猫”だ。なぜか最近、マネコの変身は失敗つづき。原因を探るべく、マネコのお師匠様である三毛のまねき猫を捜して、焼き物の街・常滑、マネコと出会った伊勢神宮を旅することになった凪は、またも事件に巻き込まれ――。 俺様まねき猫（時々黒猫）と少女の凸凹コンビの絆が涙を誘う、ほっこり猫ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッちゃま
19
シリーズ完結編。そうなのかなぁ〜と思いながら読み始めて、途中で見た後ろの刊行案内の頁に本書の紹介が有り、そこに書かれていた「完」の文字。読み終わった今、とても寂しく感じつつ、でもどこかで続いてるこの物語のその後を想像しながらそっと本を閉じた。凪とマネコ、逃げてばかりでダメな女の子だった凪が成長していき、ケンカしながらも凪の事が大好きなマネコ…いや、プルート。また何処かで会いたいと思うラスト。そんな物語に出会えたことに感謝。2018/03/31
小梅さん。
11
凪ちゃん、成長したね。 あいかわらずなマネコも好き。 鈴宮じーちゃんもナイスキャラ。 でも、師匠の件は残念。楽しみにしていたのに。 で、あのラストなら、続編を期待していいよね。 楽しみ！2018/03/19
マカ
6
シリーズ第３弾で完結。マネコと師匠の再会の話を楽しみにしてたのに、思ってた感じと違っててなんか残念な内容だった。凪が最初の頃よりは成長できてるのが良かったかな。マネコのお陰だと思うけどね。2021/12/11
leo18
6
シリーズ完結。大団円の最終巻だった。凪と両親の話を描いた『風はどこに吹くのか？』がハートウォーミングですごく良かった。マネコの師匠との再会とマネコの選択も感動的なラスト。オチにもニヤリ。キャラがみんな魅力的だった。2018/06/01
ともりぶ
4
招き猫側から見た人間の恐さはわからなくもないが、そりゃないよという展開。なんかすっきりしない終わりかただった。2018/08/31
