新潮文庫<br> くちびる遊び(新潮文庫)

個数:1
紙書籍版価格 ¥572
  • Kinoppy
  • Reader

新潮文庫
くちびる遊び(新潮文庫)

  • 著者名:花房観音【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 新潮社(2018/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101205823

ファイル: /

内容説明

「女の匂いをさせては、獣が来ます」山奥の宿坊。妖艶な僧が、手で舌で、私の体を清めていく――(「女禁高野」) 妻よ、俺の顔に跨(またが)ってくれ。潤みに塗(まみ)れたその尻で、潰してくれ(「悦楽椅子」) 先生は、私の髪で先をくすぐられるのが、たまらなく好きでしょう?(「みだら髪」) 狂おしいほどに疼(うず)き、したたり、吐息が漏れる。団鬼六賞作家が男と女の心の秘部を押しひらく、欲情短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

282
【読メエロ部】うーむ、どうも期待と違うと思って読み進めたら、あとがきで気づいた(遅っ)これも文豪シリーズの第二弾であったか。そんな中で、女心をくすぐったのが、『女禁高野』と『悦楽椅子』の二作品。『悦楽椅子』は、文字通りです(笑)2018/04/18

巨大猫 vaicorinthians gavioesdafiel

201
本作を読了して花房観音と言う作家に対する印象が変わりました。5編の短編集。 近代文学の文豪達の名作を現代的な官能小説にアレンジしたとされる本作。悦楽椅子とみだら髪は逸品かと。読んでみて下さい。深い作品です。花びらめくりも読もうかな^_^2021/01/04

starbro

142
花房観音は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『花びらめくり』に続いて、文豪官能短編集第二弾です。どの短編も原作を上手く料理し艶っぽくなっています。オススメは、江戸川乱歩の『人間椅子』を題材にした『悦楽椅子』です。【読メエロ部】2018/02/01

じいじ

139
前作『花びらめくり』につづく文豪官能シリーズの第2弾。本作のタイトル装丁も前作同様、欲望をくすぐる甘美で官能的だ。俎上に載る文豪は、森鴎外、泉鏡花、太宰治、江戸川乱歩、与謝野晶子の五人。5作の官能要素を花房観音流の見事な調理、味付けでじつに美味しい料理に仕上がっていて、たいへん美味しかった。このシリーズは全編を通して、世相への諷刺が利いたユーモアに富んだ作品で読み心地も良い。著者あとがきを読むと、何のためらいもなく正義をふりかざすマスコミ世論(インターネットも含めた)への問いかけもあるようである。2017/12/25

蓮子

117
「花びらめくり」に引き続き、森鴎外、泉鏡花、太宰治、江戸川乱歩、与謝野晶子等の文豪作品をベースにした官能渦巻く短編集。花房さんの作品は欲情のねっとりした香りが漂って来そうな程、湿度があってとてもエロティック。けれども単なるポルノではなく、そこには人間の複雑な感情、どうしようもない性(さが)や業が丁寧に描かれていて作品に深みを与えている。私は文豪好きなので本作は読んでいてとても楽しかったです。お気に入りは太宰好きともあって、若手政治家に恋をした秘書の独白形式で綴る「タレコミ訴え」。目くるめく官能世界を是非。2017/11/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12365698

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。