内容説明
熊野に迂回してヤマト入りを図った神武天皇、応神天皇。なぜ彼らは「死の国」熊野を目指したのか。熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の熊野三山、荘厳な名瀑・那智の滝、聖なる巡礼の道・熊野古道、巨大な磐座がご神体の神倉神社、国生みの神イザナミの御陵・花窟神社……。紀伊半島の「死と再生」の聖地を巡り、ヤマト建国の謎を解き明かす、古代史紀行シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
61
記紀に記された熊野と熊野古道を歩き、神話の世界に浸りたくなりました。2018/03/22
つちのこ
42
熊野古道の歩き旅に連れて行ったが、これは失敗。ザックの荷を重くしただけになった。たかだか二泊か三泊の取材で一冊の本を書けるのもある意味、才能かもしれないが、これはいただけない。とくに取材での珍道中は「なんだこりゃあ」だ。昼飯を喰いぱっぐれただの、バスの運転手の女性や神社の巫女が可愛いだの、雨の中は歩きたくないだの…全体に漂うこの軽薄さはなんだ。これが著者の持ち味なら、このシリーズをこの先読むことはないだろう。タイトルの熊野巡礼の核心から外れ、独自解釈の資料読み解きの日本神話の話が冗長すぎるのも鼻についた。2024/12/17
fseigojp
15
神武東征のクライマックス 熊野縦断2019/05/15
sine_wave
11
作者と新潮文庫の高梨氏との紀伊半島の取材旅行はとても愉快に読めた。私は古事記や日本書紀には疎いので、第五章熊野とスサノオについてはフムフムと頷くしかない。本書は熊野巡礼をやるつもりで読めばいいのかも知れない。2019/06/01
こぺたろう
8
上京中、新幹線内で読了。記紀の知識がないと、楽しめないかも。以前読んだ古事記の記憶を手繰りながら読みましたが、登場人物が多すぎて結構厳しかったです。途中からは、何かにつけて大袈裟な珍道中を楽しむ感じで読み進めました。2024/08/22
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