内容説明
「人間は、自分の知らないものに動かされている」。フロイトの理論に大きな影響を与えた医師グロデックが、フロイトへの書簡を元に、架空の女友達にむけて「エス」を説明したのが本書である。「知ろうとするのをやめ、空想する決心をすれば、無意識の奥深く突入することができます」。混沌として論理的な世界の理をあかし、「病」の概念すら変える心身治療論。
目次
エスの本
訳者解説――山下公子
訳者あとがき――岸田秀
感想・レビュー
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大村秀樹
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20世紀末特有の古さがあった。あの時代に理性的な生物としての人間の尊厳とかそういうのを徹底的にこき下ろしたことに価値があったのかなあと考えてみたり。（感想が）未熟です…2019/04/18
