河出文庫<br> 理解という名の愛がほしい。

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河出文庫
理解という名の愛がほしい。

  • ISBN:9784309415970

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内容説明

孤独の哀しみをのりこえ、ひらき、出逢い、心で通じ合う人とつながるレッスン。「ほぼ日」連載「おとなの小論文教室。」からのベストコラム集。居場所がなくてもだいじょうぶ!あなたには表現力がある。
※本書は二〇〇六年三月に小社から刊行された単行本『理解という名の愛がほしい――おとなの小論文教室。II』の文庫版『人とつながる表現教室。』を改題し、一部追加したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

兵士O

30
漫画「1日外出録ハンチョウ」の主人公大槻は、久々に地下の強制労働から解放され、束の間の地上での休息に一息つきます……と思ったら「連鎖」という回で、大槻は満員電車の中で中年のサラリーマンからわざと肘で小突かれ、唖然としている最中、汚い物を見るかのような目で降車され、何とも言えないイライラを心に抱きます。そのサラリーマンも実は前日に娘から汚いと言われイライラしており、またその娘も昼間友人に心無いことを言われ……etcと、負の連鎖が人づてに連綿と続いているというオチでした。この本の1話目がまさにその話でしたね!2023/12/19

hiro

10
余計な言葉がなく、ストレートに、「表現する人を応援する」が伝わってきた。「面白くないのに上手いバンド」は切ないなぁ。下手でも面白く生きたいな。2018/04/26

しょうご

9
どんな形であれ、表現することは続けていきたい。2018/03/15

tori

7
驚愕しちゃいました。胸の内を、こんなにも的確に表現することができる人がいるなんて。 深い内的歓びが、この本にはあります。晴れの日に、桜が風に乗って舞っているような、おめでたいものを見せていただきました。2021/07/06

HALI_HALI

6
良いエッセイ。①凡庸な朝を生きる覚悟、それをうんざりしても、毎日繰り返し続ける事こそが、「生きる実感」である。②何度も練り、鍛えて、質の良いものにしあげた正直こそが、人を動かす。練度の高い正直。③私がそう決めました。これは自分の言葉です。④愛し、愛される、という循環を、自分の生活や仕事の中に、きちんと立ち上げていこうと考えて、トライする。⑤理解が欲しいなら表現しなきゃだめだ。2019/04/20

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