集英社ビジネス書<br> 分断した世界 逆転するグローバリズムの行方

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集英社ビジネス書
分断した世界 逆転するグローバリズムの行方

  • 著者名:高城剛【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 集英社(2018/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087860962

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内容説明

アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ……各国で混迷を深める「分断」。グローバリズムは本当に終わったのか? 世界は今後どう変わっていくのか? 著者独自の視点でルポした「分断」の真実。 【目次】プロローグ/第1章 統合と再「分断」の歴史/1 1989年 「ベルリンの壁」崩壊から、グローバリゼーションが始まった/2 1995年 Windows95の登場! そして、グローバリゼーションが加速する/3 1999年 世界の「二極化」のはじまり。クリントンは、政治的陰謀にはまったのか?/4 2008年 リーマン・ショックによる世界的金融危機/5 2016年 グローバリゼーションの終わりとインターネットの「壁」の出現/第2章 アメリカの「分断」は民主主義の終焉なのか?/1 日本人は、民主党支持者の多い東海岸や西海岸しか知らない/2 二極化の象徴「理想都市ポートランド」を襲った貧困/3 “ラストベルト”がトランプ大統領を作ったのは神話か?/4 レーガンは「統一」だったが、トランプは「分断」した“強いアメリカ”復活を目指す/5 トランプ旋風は、21世紀の“百姓一揆”なのか/6 時代はアメリカから中国へと移るのか?/第3章 「城壁」発祥の地、EUの「分断」/1 欧州最大の問題は「難民」と「経済」/2 イギリスはEUと無事に“離婚”できるのか?/3 国民戦線が国民3分の1の支持を集めたフランスは、「フレグジット」への道を歩むのか?/4 低迷が続くイタリアは、日本に酷似している/5 カタルーニャ、スコットランドなどの独立運動に見る「分断」と、国家再考の機運/6 メルケル失墜。ドイツは極右政党AfDが第三党に/7 2018年 城壁発祥の地・EUに「インターネットの壁」が出来る

目次

プロローグ
第1章 統合と再「分断」の歴史
1 1989年 「ベルリンの壁」崩壊から、グローバリゼーションが始まった
2 1995年 Windows95の登場! そして、グローバリゼーションが加速する
3 1999年 世界の「二極化」のはじまり。クリントンは、政治的陰謀にはまったのか?
4 2008年 リーマン・ショックによる世界的金融危機
5 2016年 グローバリゼーションの終わりとインターネットの「壁」の出現
第2章 アメリカの「分断」は民主主義の終焉なのか?
1 日本人は、民主党支持者の多い東海岸や西海岸しか知らない
2 二極化の象徴「理想都市ポートランド」を襲った貧困
3 “ラストベルト”がトランプ大統領を作ったのは神話か?
4 レーガンは「統一」だったが、トランプは「分断」した“強いアメリカ”復活を目指す
5 トランプ旋風は、21世紀の“百姓一揆”なのか
6 時代はアメリカから中国へと移るのか?
第3章 「城壁」発祥の地、EUの「分断」
1 欧州最大の問題は「難民」と「経済」
2 イギリスはEUと無事に“離婚”できるのか?
3 国民戦線が国民3分の1の支持を集めたフランスは、「フレグジット」への道を歩むのか?
4 低迷が続くイタリアは、日本に酷似している
5 カタルーニャ、スコットランドなどの独立運動に見る「分断」と、国家再考の機運
6 メルケル失墜。ドイツは極右政党AfDが第三党に
7 2018年 城壁発祥の地・EUに「インターネットの壁」が出来る

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

18
「ニューメディアが誕生するたびにバブル崩壊が生じた。新聞の普及はチューリップバブルや南海泡沫バブルを。ラジオは29年のブラックマンデーを。ケーブルテレビは87年の暗黒の木曜日を。ITは投資家層への普及で99年のITバブルを。同じくITは庶民層への普及で08年の住宅ローン担保証券バブルを。それぞれ生成・崩壊させてきた。しかしスマホというニューメディアが普及し、かれこれ10年になろうとしているが、いまのところ新たなバブルが崩壊してはいない。それが不気味である」 冒頭で貴重な知見を得ることが出来た。有り難しだ。2019/05/14

九曜紋

9
ベルリンの壁崩壊後、世界は統合に向かう、と誰もが思った。そして起こった経済面でのグローバリゼーションが貧富の差を産み、世界は分断してゆく。現在の米国をみると親トランプ派と反トランプ派の分断があり、移民問題や英国の離脱をめぐるEUの分断がある。国際情勢を巡っては副島隆彦氏や日高義樹氏が主たる情報源だったので、著者である高城剛氏の切り口は私にとっては新鮮だった。2019/04/27

Kazuo Ebihara

3
アメリカとヨーロッパに住んだことがある著者が、 自らの肌感覚で欧米の社会・経済・政治論を展開。 過去から今日までの流れを判りやすく解説しています。 元ハイパーメディアクリエーターの高城さん。 只者ではないですね。 2019/08/05

knht

0
新たな分断が本当に生じてしまうのか?混沌とした世界となってしまうのかもしれない。2018/06/15

hoven

0
著者のこれまでの著作と比べると全般的に暗い話が続く。30年前のベルリンの壁崩壊から始まるグローバル社会から、インターネットの普及、さらには世界は分断され始めていという。世界中の話をある時代を区切って語られており、非常に興味深かった。特にイタリアの政治の話は日本ではほとんど耳にしないので参考になる。2018/06/17

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