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内容説明
今の日本には田中角栄がたりない──。
本物の情を武器に修羅場を勝ち抜いた男としての処し方とは。
激動の時代を治めた大宰相の素顔に迫る評伝
平成30(2018)年は角栄の生誕から百年、没後二十五年を迎える。それでもなお「角栄待望論」は根強い。理由はさまざまあるなかで、詭弁を弄ろうして責任逃れを図る昨今の政治家を見るにつけ、角栄の毅然とした“攻めのダンディズム”に、男のあるべき姿を求めているのではないだろうか。(本書「はじめに」より)
第1章 ダンディズムとは─“男の品位”を失わないことである
第2章 ダンディズムとは─“自分流”を貫くことである
第3章 ダンディズムとは─“本物の情”を持つことである
第4章ダンディズムとは─“かっこよく”生きることである
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきまさくん
1
田中角栄元首相の魅力とは何か。それは氏のダンディズムにあるという。今の政治家にはおそらくこれが足りないのだろう。人を惹きつけてやまなかった氏の魅力のエッセンスが、読みやすくまとめられている。2019/08/01
Mik.Vicky
1
角栄本は多い。それだけ魅力あふれる人だったのだろう。政治に物心つく前に政界から去ってしまったので、具体的な記憶はないが、親が角栄世代だった。内容的には自分もそうありたいなと思いはするが、実行・実現はかなり難しそう。2018/04/15
ひょ24
1
最近ぼくの中で田中角栄ブーム。 しらすじろうと田中角栄のダンディズムはいいね。男だよ。2018/04/07