文春e-book<br> バビロンの階段

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文春e-book
バビロンの階段

  • 著者名:蜂須賀敬明
  • 価格 ¥1,527(本体¥1,389)
  • 文藝春秋(2018/04発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163908298

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内容説明

青春大炎上……『横浜大戦争』で話題の若きストーリーテラー、超弩級書き下ろし!

目が覚めると、夕方の16時23分。外は雨が降っている。
大学を中退して、仕送りもなく、2年近く続いた居酒屋のバイトもやめた。携帯も壊れた。
ただひとり付き合っていた人妻ともケンカした。
アパートの部屋を飛び出した僕は、なんとなく訪れた新宿の古びたバーで、かつて天才児として名を馳せていた親友の「サクマ」と再会して、ひさしぶりにビールを飲んだ。そのときには、すでに、貨物列車に轢かれて死んでしまっていたはずのサクマと……。

親友の死の謎を追いかけて、僕はようやく、自分の意思で動きはじめていた。
「バビロン」とは何か? サクマは「バビロン」にいるのか?
ユーチューバー、女天才弁護士、伝説の元プロレスラー、美少女の元同級生……使えるものはなんでも使って、親友の死の謎を追いかける!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keith

19
友達がある朝、列車に轢かれて死亡するとの連絡を受けた主人公。しかし、主人公はその夜に友達と会っていた。主人公は友達がどこかで生きているはずと信じて探し始める。まあこんな話ですが、クセのある登場人物が多くて好きになれないし、結局なんだかよくわからなかった。2018/07/06

toshi

14
読み終わっての感想は「?」。ラストはこれから新しい世界に向かって生きていく・・みたいな感じだけど、どうしてそうなったのか良くわからない。いやストーリも内容もちゃんと分かってるから納得できないと言うのが正しいのか。結局何だったの?作者は何が書きたかったの??(→続く)2018/06/24

rosetta

13
★★★☆☆一人暮らしをする為に入った大学を半年で退学しバイトや引きこもりで過ごしてきた主人公未散。不倫相手と喧嘩して初めて入ったバーで中学以来疎遠になっていたかつての親友と会うが彼はその朝に死んでいたと知らされる。奥多摩にあるバビロンと言う施設に入院している彼の兄を訪ねるがそこには人生を取り替えられる幻の階段があった。最初は主人公のグジグジした自分語りにジュンブンかい!って嫌悪感があったが130ページ過ぎてゲロデブ女(ママ)の弁護士が出てきてから俄然面白くなった。主人公のメンター質がよくあるタイプなのが難2018/06/23

たち屋たちや

9
絆との繋がりか、繋がりからのリアルか。 不透明になるも、見渡せる。2018/07/15

toshi

7
どっかで似たような小説読んだこと有るなぁ。宮部みゆきだったかな・・と思ったら再読だった。2024/01/22

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