メディアワークス文庫<br> 火の中の竜 ネットコンサルタント「さらまんどら」の炎上事件簿

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メディアワークス文庫
火の中の竜 ネットコンサルタント「さらまんどら」の炎上事件簿

  • 著者名:汀こるもの【著者】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • KADOKAWA(2018/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048938365

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内容説明

サラマンドラは火の中でしか生きられない――。
パソコン教室の講師として平凡な人生を送っているぼく。だけど、ある日生徒から持ちかけられた相談により、ネットに潜むトラブルの渦に巻き込まれることになる。不用意なブログの書き込みを発端とした32万アクセスの大炎上案件解決のためにぼくが頼ったのは、インターネットよろず相談所「さらまんどら」。
火の中で生きる竜「サラマンドラ」を自称する彼らは、自ら炎上に飛び込んでトラブルを解決するという。所長のオメガに仲間に引き入れられたぼくは、このトラブルの「非常識な解決」を目の当たりにする――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

83
連作短編集。ネット炎上などネットの問題を解決していく。オーソドックスな竜の魔法使いが一番好き。2018/05/13

k5

71
え、なにこれ。まったく予想してなかったちょっと泣ける本でした。筋萎縮症で車椅子生活のオメガは、ネットで炎上対策のコンサル、というかよろず相談所的な仕事をやっているが、社会悪に対してえらく攻撃的な変人。その彼に、蕎麦屋の源さんの炎上事件がきっかけで関わったパソコン講師の語り手が振り回されて、、、という感じで前半はわりと地味な炎上事件を質実剛健かつちょっと陰湿に潰すストーリーラインなんですが、後半、主人公たちの本質に迫るあたりでグッときました。超おすすめ。他の作品も読もう。2021/09/04

さばかん

41
ネット炎上案件をなんやこらと解決しようとする作品。    あの手この手で鎮火させたり飛び火させたり。    まぁこういう場合、正攻法とはいけないので、嵌め手搦め手になってしまうのが面白くもありつまらなくもあり。       続きの構想はあるのかしら。でもそんなにネタが続かなそう。2018/05/24

したっぱ店員

38
ファンタジーっぽいタイトルだけど、この「火」はネット炎上の「火」で、超いまどきの話。よろずネットトラブルを引き受ける事件簿と言いながら、設定てんこ盛りの主役たちの中身の方に徐々に軸足が移り、後半はけっこうカオスな仕上がりになり面食らう。第一話の蕎麦屋の源さんくらいな立ち位置の自分には「ちょっと何言ってるかわからない」な会話も多いけど、炎上の処遇の仕方とか興味深く読めた。2018/06/03

25
ジャケ読みした作品。さくさくと♪ネットって怖いのよね~と再確認。ジャケの印象とは違い、バトル系の男子でした。2018/08/17

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