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内容説明
小学校で習うようなカンタンな漢字・言葉にこそ、日本語の“落とし穴”が潜んでいます。◇言い間違い ×つつましい暮らし→○つましい暮らし◇読み間違い 【上向き】×うえむき→○うわむき◇書き間違い ×異義を唱える→○異議を唱える◇四字熟語 ×小数意見→○少数意見◇慣用句 ×大見栄を切る→○大見得を切る◇意味 【雨模様】×降ったり止んだり→○いまにも雨が降り出しそう◇敬語 ×お心当たりの方→○お心当たりのある方…など。この一冊で、よくある勘違いの99%が防げる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシ
14
索引があればハンドブックみたいに使えて、もっと良いです。誤りかどうか以前に、そういう言葉があることを知りませんでした(恥)。ええと、私の職業は何だったかな…。ちょっと規範文法を意識しすぎているきらいがあるように思いました。「テレビを見てる」「おいしいです」なんて日本語も本書では誤りとされています。外国人が「このランチ、おいしゅうございますね」なんて言ったら「はっ!?(゜o゜;」ってなるでしょうに…。あと、間違い探しクイズができんかった。海外に長いこといると、本当に漢字が読めなくなるのです。やばい。2018/10/14
たか
7
9割は大げさとしても知らなかった、間違って覚えていたのがたくさんある。でも中学生レベルの簡単なやつもたまに混ざっているのが謎…。2019/08/09
カオルオ
2
特に“語彙フェチ”ではありませんが、この手の本はだいたい常に懐(実際はスマホ)に携えています。語彙なんて、書を読んで文脈で会得するものだとしても、食事に対するサプリのように(?)好んでチマチマ読んで(見て)います。何と言っても一番思うところは「(音読の)読み」でしょうか。黙読する分にはいいのですが、何かの機会で口にすると恥ずかしい思いをすることがあるかも知れません。 ◆私は趣味で個人のブログ【プロフィールご参照下さいませ】をしており、当レビューもそうですが、これから益々“作文”が楽しくなりそうです。 2022/06/09
トウリン
2
10個に1個は「え、そうなんだ」というのがあり、10個に2個は「そうだったかな」というのがあり、10個に3個は「ああ、確かにそうだった」というのがある。自信をもって、「そんなの間違えるわけないだろ」と言えるのは、半分弱程度だった。言葉は生き物だから変わっていくものだと言われるけれど、万人に情報を伝達するためのツールであるとすれば、やっぱり、スタンダードというものが必要だよね。2018/03/15